19XX昭和の旅１ [Kindle]

著者 : 徳光康之

• ナンバーナイン (2018年8月3日発売)

感想・レビュー・書評

[zerotester21さんの感想 · 2020年10月7日]

　タダ読み( ´ ▽ ` )ﾉ

　ドクター昭和と平成子（たいらなるこ）ﾁｬﾝが、昭和大衆文化を暑っ苦しい絵と異様な活字密度で騒々しく振り返り( ´ ▽ ` )ﾉ

　巻頭を飾るは、天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ、仮面ライダーストロンガーの名セリフ( ´ ▽ ` )ﾉ
　阪神V、ラッセルヨーヨー、ラジカセ、缶けり、秘密基地にツチノコ( ´ ▽ ` )ﾉ
　いわゆるおっさんホイホイマンガなんだけど、話が進むに連れだんだん作者個人周辺に限定される記憶、極端なローカルネタが多くなってくる( ´ ▽ ` )ﾉ
　あんな偏屈プラモ屋なんか、そこ一軒だけの話だろうに( ´ ▽ ` )ﾉ
　言ってることもメチャクチャで、「NHK朝ドラ「芋たこなんきん（2006年後期放送だよ、これ）」で紹介されたことがきっかけで昭和49年（1974年）にツチノコブーム到来」って――単純な記述ミスなんだろうけど……(´ε｀；)ｳｰﾝ…（さらに細かいこと言うと、ラジカセの巻の5ページ目、録「音」ボタンのはずが録「画」ボタンになってる）

　まあ、この手のレトロネタ話なら泉麻人だとかみうらじゅんだとか異大なる先人が山ほどいるから、新参入する人はよくよくの覚悟と勉強と細部記憶、そして斬新な切り口と視点が必要だな( ´ ▽ ` )ﾉ
　本作者さんはその点、かなり物足りない(>_<)
　
　全3巻併せ、Kindle版で970円。
　お手頃価格ではあるけれど（各巻60～70ページしかないからコスパとしてはあんまりよくない）、1冊だけで飽きちゃったから続きはもういいや( ´ ▽ ` )ﾉ
2020/10/07
＃1272