企業に何十億ドルものバリュエーションが付く理由 ──企業価値評価における定性分析と定量分析 [Kindle]
- パンローリング株式会社 (2018年8月8日発売)
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (437ページ)
感想・レビュー・書評
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昨今流行りのストーリー投資をバリュエーションに落とし込んで予想するという、現在これが唯一の解説書なのではと思う。著者も信頼できるアメリカの金融専門家。
ここでグロースの代表としてウーバーが紹介されているが、やはりストーリー企業の将来バリューを算定するのは難しい。予測のように行くことはまず無いし、前提が変化する確率も伝統企業に比べて著しく高い。
ストーリーという希望とバリュエーションとリスク予測のごった煮を、時代の風を読みながら直感と想像力を動員して行うしかないのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どうしても簿価に目がいってしまう僕はVCの世界を理解することに苦労していたが、ストーリーなのだ、とストンと落ちた。
マクロや企業のライフサイクルに目配せしつつ、確からしく説得力があり起こりそうなストーリーを構築して数字に落とす。簡単でないのだが、この本と一緒に実践していきたい。
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