現実は厳しい。でも幸せにはなれる [Kindle]

  • 文響社
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感想・レビュー・書評

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  • 良い本なんだと思うけど訳が難しくて頭に入ってこなかった

  • 最悪だと感じたときに、心の痛みをどのように解釈すればよいか科学的に書かれています。著者は、ワーママはるさんがVoicyで紹介されていたABC理論創設者。落ち込んだときにおすすめの1冊。(2021/11/15チョコベリー)

  • 今よりも不幸な事態は、いつでも起こりうる。だから、今が最悪なんてことはない。

    離婚や別離、大きな病などによる心の痛みをどのように解釈し、癒やしていったらよいかが科学的に書かれている。スピリチュアル的ではないところがよいと思った。

    著者のアルバート・エリスが1955年に提唱した「論理療法」のABC理論。 出来事(A)、信念(B)、結果(C)からなる認知に焦点をあてた考え方。どんな出来事(A)であっても、信念(B)=自分のとらえ方によって、結果(C)が変わってくる。

    何事も自分のとらえ方次第だとは理解していたが、結果が変わってくることが真に理解できていなかった。この本を読み、自分のとらえ方によって結果が変わるということがよくわかった。

    私たちは自分で自分を不幸にしているので、自分を自分で幸せにもできる。

    不平不満は、悪い環境を変えることに一切役に立たない。超楽観的主義は問題を招くと書かれていて、全くその通りだと思った。不満をいっても状況は変わらないし、願うだけでは実現するわけはない。魔法のような解決策はないのだ。現実的に考えなければいけない。

    行動指針
    ①どんなことでも、真剣に考えすぎないこと
    ②魔法のような解決策は考えない
    ③不平不満を言わない。不平不満は悪い環境を変えることには一切役立たない
    ④ものごとの「悪さ」はあくまで「悪い」にすぎず、決して「最悪な」わけではないと自分に納得させる。
    ⑤「最悪」とか「ひどすぎる」とかいう言葉を使わないようにし、最悪なことはありえないと信じる。
    ⑥最悪、結局問題解決策が見つからなくても、人生が大惨事になるわけではなく、十分に幸せな人生を送ることができると信じる。
    ⑦不快な出来事を受け入れ、同時にそれを変えていく努力をする。
    ⑧変えられないことは冷静に受け止め、時にはそれを楽しむような心意気をもつ
    ⑨ユーモアはあなたの深刻すぎる「ねばならぬ主義」を救ってくれる

  • 現在社会の中で生活を営む上でこの本を読んだ方と読んでいない方とでは、ものの考え方や人との付き合い方に対して雲泥の差になるに違いない。
    そして、読んだ内容をもとに自分なりに実行した方は、更に雲泥の差になるに違いない。

  • 論理療法の本です。
    タイトルや表紙からもう少しゆるいものを想像したけど、
    バリバリのエリスさんでした。

    弱ってる時に取り入れるにはちょっときつい面もあるけど、
    やっぱり古典というか、説得力も実績もある療法が、きちんとていねいわかりやすい内容です。

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著者プロフィール

1913年生まれ。ニューヨーク州立大学卒。コロンビア大学で臨床心理学の博士号を取得。論理療法(REBT)の創設者。アメリカの臨床心理学者のあいだで、精神分析のシグムント・フロイト、非指示療法のカール・ロジャーズと並ぶ、三大心理療法家の一人として、高く評価されている。アルバート・エリス研究所(ニューヨーク市)所長を経て、2007年に死去。

「2018年 『現実は厳しい でも幸せにはなれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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