判事への花束 [Kindle]

  • グーテンベルク21
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (319ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アルバート・キャムピオンシリーズです。
    バーナバス書房では社長の甥が1911年5月に突然消失するという事件が起こっていたのですが、その20年後にまたも事件が起こります。
    同書房取締役のポール・ブランドが金庫部屋で死んでいるのが発見されます。
    やがて容疑はポールの妻ジーナと仲の良かった同書房取締役のマイク・ウェッジウッドに向けられます。
    マイクに不利な証拠が次々と出てくる中、キャムピオンはマイクの無実を信じて真相を突きとめようと調査に乗り出します。
    事件の真相は終盤の少し手前で明らかになるのですが、これがちょっと唐突であっけないというか。
    最後に残ったジョンは自殺か他殺かという謎の問題には20年前に忽然と消えた男の謎が関わってきます。
    この謎、失踪方法のトリックはありえないものに思えてしまいます。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

本名マージェリー・ルイーズ・ヤングマン・カーター。1904年、英国ロンドン生まれ。別名マックスウェル・マーチ。文筆家の家系に育ち、16歳で長編小説を書き上げる早熟の天才ぶりを見せ、1923年に冒険小説"Blackerchief Dick"を発表、27年には犯人当ての長編ミステリ「ホワイトコテージの殺人」を新聞連載している。"The Crime at Black Dudley"(29)に端役で登場したアルバート・キャンピオンは"Look to the Lady" (30)以降の作品でシリーズ探偵となる。映画化された「霧の中の虎」(52)や英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞の次点長編「殺人者の街角」(58)など、数多くの長短編が書かれた。66年、シリーズ19作目の長編"Cargo of Eagles"を執筆中に死去。同作は夫フィリップ・ヤングマン・カーターによって補筆・完成された。

「2023年 『ファラデー家の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マージェリー・アリンガムの作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×