【電子限定おまけ付き】 嫌い、大嫌い、愛してる。 (バーズコミックス ルチルコレクション) [Kindle]
- 幻冬舎コミックス (2018年8月24日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (246ページ)
感想・レビュー・書評
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これは、傑作だと思う。
没頭して読んでしまう作品だった。
大映ドラマや野島伸司「この世の果て」を思い出す。
読みながら胸が痛くて本当に胸を押さえてしまう程だったし、後半は涙が止まらなかった。
途中で読む手を止めてしまうくらい、どんどん凄い展開になっていく。
あとよくある無理矢理の行為な話で、受けの気持ちの揺らぎがこんなにも納得できた事がない。
ネタバレを避けて読んだので、最後までどうなるか分からず、ラスト前の急展開で変な声が出た。
号泣。読後は放心状態。
ハピエンで良かったと思ったけど、どうもそうでもないみたい。
レビューを読んでラストら辺を読み返すと、確かに所長の最期の夢にもとれる。
寝ている位置や奏が微笑むだけとか。
でもワンちゃん大きくなっているし、リハビリ中でまだ声が出にくいんじゃないのと、私はハピエンと思う事にする。
これは作者が、メリバかハピエンか読者に委ねるように、わざと描いたのでは?と思う。
作者は読書家なのかな、「白痴」引用したり、文章もかなり多めで、ストーリーテラーだと思った。
シーモアで購入/修正:白抜き詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久し振りに「イイ!」と思った作品
途中、痛々しく感じる場面はあるのですがそこに後味の悪さはありません。
人が何かをきっかけに変わりゆく様を描いている点が丁寧なのでするする読み進めてしまいました。
サスペンス的要素が強いのでBLだけどBLじゃないと言いたくなる作品です。 -
無料分を読んだら、この2人の行き着く所を見ずにはいられず購入しました。
心痛む物語ではありますが、良かったです。
ネタバレはしたくないので、読んで泣いて下さい。
本当に、もう少し先も読みたい。