山怪 参 山人が語る不思議な話 [Kindle]

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  • 山と溪谷社
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感想・レビュー・書評

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  • 「山怪」が面白いので電子書籍をスマホに入れてしつこく読み返している。
    3巻で北海道の話が出てきて、山での道迷いの解釈が他と全く違っていて面白い。アイヌ系の考え方だと「新しい出会いを授けられた」となるし、そうでないお婆さんも「熊を避けさせてもららえた」と言う。

    他の地域だと「狐狸に化かされた」となるところ。文化のバックボーンの違いがすごい。
    世界中で道迷いがどう考えられているのか知りたいな。

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著者プロフィール

長崎県佐世保市出身。
佐世保南高校→島根大学農学部→日本写真学園
雑誌、冊子等の撮影、執筆を生業とする。
秋田県の阿仁マタギとの交流は20年に及び“マタギ自然塾”としての活動を行う。
狩猟採集の現場から「地の力」とそこに暮らす人々の生活を常に見つめてきた。
「マタギ 矛盾無き労働と食文化」は阿仁マタギの里での生活を活写。
熊、ウサギ、岩魚、山菜、キノコと山の恵みを享受してきたマタギの暮らしを追った。
今は引退されたり、亡くなられた多くのマタギ達との様々な体験が記録されている。

「2023年 『完全版 日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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