[増補リニューアル版] 人生を変える80対20の法則 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ネットに散見される情報で満足した。

    ビジネス具体例が豊富。何が80で何が20か、審美眼が必要なので意識付けの方向性が分からなければ一読したほうがよい。

  • これは名著。
    ひさびさに人生観を刺激する本に出会った。
    「20対80の法則」という言葉は以前から知っていた。
    しかしそれが目指すことの意味については、
    十分知らなかった。

    ただ単純にこれを効率論にとどめるには、
    あまりにももったいない。
    この法則が目指しているポイントは、
    「効率」ではなく「幸せ」なんだと思う。

    仕事もプライベートも自分自身の人生の幸せや充実感、納得感をえるために、
    20対80の法則を活用する、ということであった。

    自分自身が幸せで充実していれば、
    心に余裕ができ、そして他人も、周りも幸せにする働きかけを行うことができる。

    ムダな仕事、行動、考えを捨てるのではなく、
    自分や他人の幸せにつながることにフォーカスするために、
    常に20対80の法則に則って考えよう、行動しようと心に誓った。

  •  大まかにいうならば効率論である。統計的に日々の仕事の大半は実績に結びつかないから、実利のある仕事を厳選して集中的にやるべきだという。役に立つものとそうでないものを峻別せよという論法だ
     言いたいことは分かる。首肯すべき点も多い。しかし、こうした考え方が果たして本当に生産性を生み出すのかについては疑問もある。その時々で業績の悪いものを安易に切り捨てるという考え方は労働に対する意欲とか働き甲斐とかいうものを維持できるのだろうか。
     結果から何かを考え方法論を見直すことは大事だが、それだけでは解決できない何かを感じるのである。

  • 【ひとこと要約】
    結果に寄与する複数の要素の中で、真に寄与する要素は20%程しかない。
    例)売上1000億という結果に寄与するのは、20%の有能人材、20%の有能部署、20%の資産だけであり、残りの80%の人材、部署、資産などはあまり寄与していない
    【日々の活動に活かすには】
    ・何か得たい結果を得ようとする場合、本当に結果に寄与する20%の要素は何だろうか?と自問自答し続け、探し続け、特定するように努力する。
    ・何かの要素を重要ではない80%だと切り捨てることは結構難しい、、なぜなら、重要ではないと判断した80%が、実は自身の判断ミスで重要な20%だったらどうしようか。。という思考が常につきまとうから。 まあ、そうなったらやっぱり大事だったと反省し、20%の中に組み込めばよいか。

  • 生活のあらゆる局面で現れるパレードの法則についての解説本。以下、まとめ。

    ❶序章

  • 最小限の努力で最大限の成果を上げる「80対20の法則」を解説した本。

    効果が出ている強みに集中することで、少ない労力で人生を変えることができます。

  • 8割ほど。書いてる内容は重複してるの多いい

    P220
    圧倒的な成果を出している人や組織は、その数少ない重要なことを徹底的に利用して、有利な状況をつくりだして
    P356
    八〇対二〇の法則をうまく活かせば、日常生活はめざましく改善する──それが本書のいちばん伝えたいこと
    P631
    あくせく働いても、働く場所を間違えると流した汗は報われない。入力よりも出力に注意を払うべきなのだ。肝心なことさえわかっていれば、必ずよい結果が出る。いくら頭がよく、勤勉な人でも、よい結果が出るとはかぎら
    P1,301
    自分が属している業界はどうしようもなく、つくり変えたほうが顧客のニーズに応えられる、という前提から出発したほうがはるかに
    P1,305
    勝敗を決するのはイノベーションだ。将来、競争上優位に立つためには、これが絶対欠かせない。イノベーションは難しいと考えている人が多いが、八〇対二〇の法則をうまく使えば、それは意外と簡単な
    P1,395
    事業を単純化するほど、収益性は高まる。あとはただ、複雑化のコスト(あるいは単純化の価値)を理解する力と、低採算の元凶になっている間接費の八〇%を削る勇気さえあれば
    P1,960
    八〇対二〇の法則は分析的だが、適切な分析を
    P1,962
    決定的に重要な少数と取るに足らない多数の原則。重要な結果を生み出すのは、ごく少数の原因である。 ●努力のほとんどは、意図した結果を生み出さ
    P1,969
    八〇対二〇の法則を活かした意思決定の五つの
    P1,969
    原則その一。きわめて重要な決定はそれほど多くは
    P1,971
    重要な決定」というラベルを貼り、もう一方に「重要でない決定」というラベルを貼る。「重要な決定」箱に入るのは二〇のうち一つくらいしかない。これを念頭に、頭のなかで決定事項を振り分けていく。重要でないものについて、あれこれ頭を悩ませてはいけない。まかり間違っても、カネと時間のかかる分析をやろうなどと思ってはいけない。できれば、それは他人に任せる。それができなければ、正しい確率が一%でも高いほうを選ぶ。素早く決められないなら、コインを投げて
    P1,976
    原則その二。もっとも重要な決定というのは、自分が知らないうちに方向が決まっていることが少なく
    ⚠️⚠️P 1,994
    原則その三。八〇%のデータを集め、使える時間の最初の二〇%で分析を行い、残りの時間を一〇〇%使って決定を下す。そして、下した決定が一〇〇%正しいと信じて果敢に行動する。意思決定の八〇対二〇対一〇〇対一〇〇の法則と覚えると
    P1,996
    原則その四。下した決定がうまくいかないことがわかったら、すぐに考えを変える。市場というのは休むことなく動き続けているものなので、山のような分析結果よりも、実際の市場の動きのほうがはるかに信頼できる。だから、新しい試みを恐れてはいけない。間違った決定にしがみついてはいけない。市場の流れに逆らってはいけ
    P1,999
    原則その五。事態が思いどおりに進んでいたら、賭け金を倍々に増やしていく。なぜうまくいっているのかわからなくても、追い風が吹いている間に全力で
    P2,075
    不可能な期限を設定する  ほんとうに価値ある仕事だけをプロジェクト・チームにやらせるには、およそ実現不可能な期限を設定するのが一番である。  期限までにとうてい間に合わないと思えば、(プロジェクト・チームのメンバーは)八〇%の成果を上げるために必要な二〇%は何かを真剣に
    P2,249
    八〇%の活動は情け容赦なく切り捨てる。時間でも、組織でも、取引関係でも、資産でも、何でもそうだ。無駄な八〇%にかかずらっていると、貴重な二〇%に費やすエネルギーや時間がなくなって
    P2,283
    八〇対二〇思考は、思索を重視し、常識にとらわれず、快楽的で、戦略志向であり、そして非線形である。(ものごとをより良くしたいという意味での)大きな野心を、肩の力を抜きつつ、自信をもって実現していくものでもある。また、八〇対二〇にあてはまる仮説と洞察をつねに探して
    P2,301
    無駄なこと、最適でないものをみつけだし、まずは日常のなかでそれを改めていくことから進歩ははじまる。このとき、常識は役に立たない。そもそも、無駄を生み出し、最適ではない状態をつくり出したのは、常識なのだ
    ⚠️⚠️P 2,375
    何が原因で起こるのかは、実際のところ、よくわからない。意外な原因が大きな力をもっていることもある。ほんのちょっとした行動で、状況が大きく変わることもある。ほんとうに重要な決定というのは、数えるくらいしかない。その決定が大きい。そして、いつでも選択の余地はあるもの
    Note:コアが何かを内省して、考える必要がある

    P2,517
    重要な二〇%の活動に使う時間を倍に増やせば、週に二日働くだけで、現在よりも六〇%高い成果を上げることができる。時間管理に熱中するのは、別の惑星の話ではないかと思えて
    ⚠️⚠️P 2,544
    時間革命を起こすには、次の七つのステップが必要になる。 ①頭を切り替え、努力と報酬は別物だと
    P2,635
    ⑤八〇%を与えてくれる二〇%が何かをみつける  仕事や成果の八〇%、幸福の八〇%は、時間の二〇%で得られることが
    P2,653
    ⑥八〇%を与えてくれる二〇%に使う時間を増やす 「幸福の島」と「達成の島」が何であるかがわかったら、それに使う時間を増やしたくなるはず
    ⚠️⚠️P 2,775
    ほとんどの人は、自分が何を望んでいるのか真剣に考えない。その結果、つまらない人生を送る。正しいことをやりながら、間違った関係を結んでいるのかもしれないし、正しい関係を結びながら、間違ったことをやっているのかもしれない。お金のため、あるいは成果を求めて必死に働きながら、目標を達成したとき、その勝利の虚しさに気づくかもしれない。  こうした憂うべき状況を浮き彫りにしたのが、八〇対二〇の法則である。努力の二〇%で成果の八〇%が手に入る一方、努力の八〇%は成果の二〇%にしかつながらない。努力の八〇%はほとんど報われない。時間の二〇%が価値の八〇%を生み出す一方、時間の八〇%はどうでもいいことに消えていく。時間の二〇%が幸福の八〇%につながる一方、時間の八〇%は大して幸福でも
    P3,113
    信頼は絆を強める。信頼にひびが入ると、関係は急速に冷え込む。相手から信頼されるには、いついかなる場合でも正直に行動しなくてはいけない。たとえそれが相手を傷つけまいとする思いやりから出た言葉であっても、心にもないことを言っていると思われただけで、信頼関係は崩れかね
    ⚠️⚠️P 3,260
    成功するための一〇の
    P3,267
    小さな 隙間 に特化し、これだけは誰にも負けないという能力を
    P3,314
    自分が楽しむことができ、第一人者になれる確率が高い隙間を
    P3,326
    知識は力であることを肝に
    P3,336
    の市場、核になる顧客をみつけだし、その顧客に最善のサービスを提供
    P3,353
    八〇%の成果をもたらす二〇%の努力は何かを
    P3,380
    超一流の人から
    P3,401
    早いうちに独立
    P3,418
    価値を創造できる人材をできるだけ多く
    P3,443
    になるもの以外はすべて外部に委託
    P3,451
    資本のテコの作用(レバレッジ)を利用
    P3,694
    幸福への二つの道 ●いちばん幸福を感じているときをみつけ、その時間をできるだけ増やす。 ●いちばん不幸だと感じているときをみつけ、その時間をできるだけ

  • 原書「THE 80/20 PRINCIPLE :The Secret to Achieving More with Less (Updated 20th Anniversary Edtn.)」
     Richard Koch(2017年)

    昔から20対80の法則を見聞きしてきました。
    働く程度で20対80に分けると、働く20の方もやがて20対80に分かれてしまう。
    本書kindle版を読んで、定義の理解が誤っていたことが分かりました。

    1.定義
    ・原因・投入・努力のごく一部(20%)が、結果・算出・報酬のかなりの部分(80%)をもたらす。
    ・80と20を足すと100になるため混同するが、百分率ではない。
    ・よって70対20、もっと極端な場合もある。
    【例】
    ・仕事に費やした時間の20%から、成果の80%が生まれる。
    ・つまり、労力の80%、ほとんどは無駄である。

    2.時間管理ではなく時間革命
    法則によると、幸福の80%は人生の20%で経験することになります(人生の80%は、幸福の20%しかもたらさない)。
    そのため、時間の20%を有効に使うだけで、時間が足りないことはなくなるとしています。
    実現のためには、「時間管理」をするのではなく「時間革命」をすることです。

    3.具体的なステップ
    ①頭を切り替え、努力と報酬は別物と考える
    ②罪悪感を捨てる
    ③押し付けられた仕事から自分を解放する
    ④常識にとらわれず、柔軟に時間の使い方を考える
    ⑤80%を与えてくれる20%が何かを見つける
    ⑥80%を与えてくれる20%に使う時間を増やす
     価値の高い活動に使う時間を、一年以内に20%から40%に増やすと決める
    ⑦つまらないことはやめる
    この後、様々な要素・例を挙げて説明しています。
    ですが、私が着目したいのは以下です。

    4.アップデート版
    第16章「隠れた友だち」が追加されています。
    「潜在意識」を活用した、いわゆる「マーフィの法則」のすすめで、驚きました!
    潜在意識の活用頻度が典型的な80対20のパターン、というよりも99対1のパターンにあてはまるからとのことです。
    活用方法として、瞑想やアファメーションについても書かれています。
    この章はただのビジネス書ではありません。
    結局、そこに行きつくんだ!と思いました。
    (2023.9.14)

    ※2021.4.25購入@kindle版
     通勤電車で読書、2022.7.11読了

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  • 本を読んで、本当に大切な部分にのに注力する事が大事であると学びました。重要でない事を捨てる事で本当に大事な事が見えてくる。仕事に置いても、生活においても本当に大切な20%を意識していきたいと思います。

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著者プロフィール

起業家、投資家、経営コンサルタント、作家。
コンサルタント業、レストラン業、およびホテル業を興しいずれも成功をおさめる。
ベイン・アンド・カンパニーやボストン・コンサルティング・グループで数多くの欧米の優良企業のアドバイザーを務めた。
本書の法則を実践することで、ビジネスを成功に導き、人生を謳歌している。
著書に『80対20の法則 生活実践編』『並外れたマネジャーになる 80対20の法則』(CCCメディアハウス)などがある。

「2018年 『増補リニューアル版 人生を変える80対20の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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