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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (353ページ)
感想・レビュー・書評
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今まで隣人として仲良く暮らしてきた人々が、大ナタを振り回して殺しに来る。
100日間で100万人の人々が殺されたルワンダ紛争の闇と光の本。
史実であり、同じ国の人間同士が殺しあう描写が生々しく、読んでいて本当につらい。
最終的に肉親を殺した人すら赦す。
信仰心がいかに支えになるか、そして新しい人生をやり直すために、「赦す」という心境を導き出したか。
映画「ホテル・ルワンダ」も是非見てほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルワンダ虐殺の生存者である筆者が、事件の始まりから終わりを当事者の視点からリアルに振り返る。
殆どの家族を殺され、自らも何度も生命の危機に晒されたこともあり、事実や心情の描写が非常に生々しく筆者の恐怖と哀しさがひしひしと伝わってくる。
その中でも強く前向きに生きようとする姿に、最後は泣きながら読み終えました。
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