キッチン・ブルー(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「食」に対してちょっとブルーな短編集。

    私自身が食べることが好きなので、今までに感じたことの無い感覚ばかり。

    特に「食えない女」にある、会食不全症候群は知らなかった。まさに「ままごと」に書かれている、「おいしいよ、おいしいよ、と押しつけるのはおかしいよ。」と言う言葉がずしりと響く。
    全ての人が食べることに対して前向きでは無いよな、と少々反省。

    6編のなかでも「七味さん」は読んでいて作中にあるワカメそばを食べたくなった。
    七味さんのような辛党ではないけれど。

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著者プロフィール

東京生まれ。1996年、脚本家デビュー。1999年、テレビドラマ「入道雲は白 夏の空は青」で第16回ATP賞ドラマ部門最優秀賞を受賞。2013年、『給食のおにいさん』で小説家としてデビュー。同作はシリーズ化されている。他著に、『キッチン・ブルー』『イメコン』『バー極楽』など。

「2020年 『二人がいた食卓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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