- Amazon.co.jp ・電子書籍 (303ページ)
感想・レビュー・書評
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かの大傑作『テスカポリトカ』をもう一度読みたくて文庫化されるのを待ちわびていたら、実は三部作だと知り、こちらを読了。家族全員猟奇殺人鬼とのことで『怪物の木こり』のようなノリの小説かと思いきや、まるで違うレベル。気がつくと飛んでもない所へ連れて行かれた。途中あまりに恐ろしくて、何度も本を置く。どうしてこんな凄い/恐ろしい/深い話を思いつくのか。とにかくとてつもない問題作! しかし「読書メーター」のレビュー見渡すとこの佐藤究氏の作品を低いレベルでしか読んでないユーザーが多いなあ。作家が気の毒だ。
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うーん、女子高生の話口調が不自然すぎて入れませんでした。
最後の掛け合いも、主人公の頭の回転が早く、現状の受け入れが早すぎて都合よく進んでいく印象でした。 -
鳩ポン・・・w
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読むんじゃなかった。
読んだら最後、戻れなくなる。
中二病という感じもあるが。。
結局、何が本当で何が嘘、幻想なのか。
殺人とは?
_誰かの存在を消すために引き裂くのではなく、誰かを呼び戻すために引き裂くのだ。_
何が真実かなんて誰にも分からないのかもしれない。
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めっちゃすき!
現実的にやばい話しから幻想?からのミステリ?
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いつも通り、表現と描写が細かく情景が浮かんでくる。つい読んでしまう。過去と現在の絡み合いも良く描かれているが、展開に大きな変化がなく淡々と物語りが進む。大きな展開もないのに読んでしまうのは、描写の巧みさなのだと思う。