dele(ディーリー)Blu-ray PREMIUM "undeleted" EDITION【8枚組】
- KADOKAWA / 角川書店
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988111154668
感想・レビュー・書評
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依頼人の死亡が確認されると、そのデーターを消すという仕事をしている二人の話。
いやあ、面白かった。
車椅子でハッカーみたいなことやっている圭と、ふわふわした青年で実際の行動をになっている祐太郎とのコンビがいい。重さと軽さ、理性と感情、そういう相反するものがぶつかりあい混ざり合う様が、いいバランスだった。
で、そのまま削除のはずなんだけど、それじゃあドラマにならないので…。
皆、結局のところ本当に言いたいことは言えないで、言えないことを無理矢理<dele>することで辻褄をあわせようとしているのだろう。
が、そういう無理矢理は、余計に記憶に刻まれるんだよね。
そして、ただふわふわしてるように見えた祐太郎の抱えている闇。
結局、祐太郎も圭も、そして姉の舞も、光をもとめていたんだろうな。
事務所が地下室だったっていうのは、それの象徴だったように思う。
一人ではたどり着けなかったものに、二人だから行けた、つかんだ。
そういう話だったように思う。
うん。
圭に依頼してきた人たちも、それぞれに最後に光をつかんだのだと思う。
思いたい。
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一気に見られた。
星4
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