「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方 [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 僧侶であり、精神科医でもある著者が実践できる休息のとり方の実践書。
    今自分が精神疾患にかかり休職中になっているので、実際の脳の休息の取り方が知りたくて読んでみました。
    いくつか瞑想法や呼吸法を紹介され、さらに脳を休めるシングルタスクにする方法、自己肯定感を高める方法、マインドフルネス実行法など今からでも実践できる内容でした。
    個人的には起床後すぐ外へ出て必ず呼吸をととのえたり、散歩で足元に集中することなど実践するようにしてます。

    精神科医でもあるので科学的知見も根拠に説明もあったりと納得いくものでした。
    いい生き方、休み方の本だと思いました。

  • いろいろな提案があり、参考になりました。

  • ※Kindleで読了
    精神科医の禅僧の立場の著者が、心と身体の疲労についてまたその休め方について紹介されています。

    現代社会には、休んでも疲れが取れない人が多く、それは身体の疲労よりも「脳疲労」によるものが多いからだそうです。
    またそれはネガティブな感情による「心の疲れ」によるものと、マルチタスクによるもの、という2つに分類されます。
    「脳疲労」は普段の休息方法では解消されません。
    マインドフルネスを取り入れたその具体的な方法が後半に沢山記載されています。

    個人的には、自分が今疲れているのが何によるものか、ということをきちんと把握出来ることがまず大事だということがよく分かったので、
    この分類を知れたことが大きな収穫でした。

    疲労解消についての方法は、睡眠や人間関係、自然に触れる方法など、今まで目にしたことがあるものも多いので、自分ならこれをやりたい、というものをいくつか覚えておこうと思いました。

  • マルチタスクにしないでシングルタスクにする。
    普段普通に過ごしているだけでマルチタスクになる。あえてひとつのことに集中する時間がストレス解消につながる。
    ありとあらゆる事を丁寧に味うことで、それはマインドフルネスになる。

  • これもまたサクッと読んでしまった。
    およそ「禅」には相応しくない読書法かも。
    でも、サクッと読書を重ねていくと、
    だんだん「禅」について理解できてきたような、
    そんな気がしています。
    気のせいかもしれませんが、
    それもまた禅ですな笑

  • マルチタスクではなくシングルタスクが大事という考え方はすっと馴染んだ。

  • 参考になることもいくつか。

    ずっとマインドフルネスがどういうものかよく分からずにいたけど、マルチタスクをシングルタスクにという表現が自分の中で1番わかりやすいもので、ようやくマインドフルネスという感覚がわかった気がしてよかった。

  • 脳疲労はマルチタスクで引き起こされる。
    それを解消するために、強制的にシングルタスクを行う必要があるというのは頷けた。

    たくさん実践方法があったけど、自分がやれそうだと感じたものはなかった。シングルタスクに慣れてきたら出来るようになるのかな。

  • マルチタスクではなく、シングルタスクで脳の疲れを取り除き、新しい力を得る。一番手っ取り早いのが、座禅ですね。

  • まさに自分じゃん…てなりました。

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著者プロフィール

川野 泰周(かわの・たいしゅう)
精神科・心療内科医/臨済宗建長寺派林香寺住職。
精神保健指定医・日本精神神経学会認定精神科専門医・医師会認定産業医。
1980年横浜市生まれ。2005年慶應義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行。2014年末より横浜にある臨済宗建長寺派林香寺住職となる。現在寺務の傍ら都内及び横浜市内のクリニック等で精神科診療にあたっている。
うつ病、不安障害、PTSD、睡眠障害、依存症などに対し、薬物療法や従来の精神療法と並び、禅やマインドフルネスの実践による心理療法を積極的に導入している。またビジネスパーソン、医療従事者、学校教員、子育て世代、シニア世代などを対象に幅広く講演活動を行なっている。
主な著書に『人生がうまくいく人の自己肯定感』(三笠書房)、『「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方』『精神科医がすすめる 疲れにくい生き方』などがある。

「2021年 『半分、減らす。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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