ジャッジメント (双葉文庫) [Kindle]

著者 : 小林由香

• 双葉社 (2018年8月8日発売)

感想・レビュー・書評

[nami小町さんの感想 · 2022年9月21日]

残酷な方法で処刑が行われるということで、犯罪を減らす効果はあるのかもしれないが、被害者の心は復讐によって救われる事はない。人を許すことの難しさ、人の中にある悪意。憎しみの連鎖。本当の意味での悲しみを癒すものは何だろうか。

[あだちたろうさんの感想 · 2021年12月29日]

復讐法を題材にした物語。実際の生活の中で忸怩たる思いをこの物語で昇華させてくれたように思う。

著者プロフィール

1976年長野県生まれ。11年「ジャッジメント」で第33回小説推理新人賞を受賞。2016年、同作で単行本デビュー。他の著書に『罪人が祈るとき』『救いの森』がある。

「2020年 『イノセンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」