伝わるしくみ [Kindle]

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  • マガジンハウス
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感想・レビュー・書評

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  • コミュニケーションを円滑にするために理解すべき「伝わるしくみ」について解説した本。

    送り手が発した情報が伝わるかどうかは、受け手がすべてを決めます。伝え方を間違えると、コミュニケーションはうまくいきません。

    本書は「伝わるしくみ」を解き明かして、コミュニケーションを良くする方法を教えてくれます。

  • 人とコミュニケーションを取る上で、自分の伝えたいことを相手に正しく伝える方法が書かれた内容。

    自分ではキチンと伝えている(つもり)なのに、相手には正しく伝わらない・間違って伝わってしまっている・・・
    日常生活においても、よくある話。
    この齟齬が何故起きるのか?から始まり、どう解決していくべきであるのか?が分かりやすく書かれ、よく理解できた。
    やはり伝わらない時は、必ずその理由がある。

    本書に書かれた4つのポイントはどれも重要。
    ①やはり、相手の立場に立って物事を考える癖を常に意識し、相手は何を欲しているのか?を正確に捉える。
    ②また、相手の欲している情報にたどり着くために、ありとあらゆる方向に想いを巡らし、
     解決の道筋を描けるだけの深い知識・多くの経験を得る。
    ③相手との共通点を導き出し、共通の理解を得られる環境を作る
    ④正確な言葉を使うのではなく、相手に伝わる言葉を使う

    特に②については、物事をありとあらゆる角度から見る癖が必要であり、自身、最近意識している点。
    ここをもっと深堀し、自分の発想の幅を更に広げていくようにする。
    もちろん、これまで関心のなかった領域についても、食わず嫌いせずに、まずは見るくせを付けていこうと思う。

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著者プロフィール

クリエーティブティレクター、コピーライター
1961年生まれ。85年大阪大学文学部卒。同年電通に入社。コピーライターと して活躍し、数多くのキャンペーン広告を手がける。2006年に電通を退社、 コトバ設立。
TCC最高賞、クリエイター・ オブ・ザ・イヤー特別賞など多数受賞。2013 年から関西大学社会学部教授も務める。

「2018年 『伝わるしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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