習慣が10割 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 以前から読み進めていたが、新年をきっかけに習慣の身につけ方を知りたい。と思い、読み終えた。
    前向きって、改めて大切だと思うし、周りはもちろん、自分の脳にさえもいい影響なのだなと知り、前向きでありたいと思った。人間関係も嫌いや苦手はあれど、自分の関わり方は変えられるという部分を意識できる時と余裕がない時があるので気をつけたい。



    ★ 今の自分を作り上げたのは、自分自身である

    ★ 「人に能力の差はなし。あるのは、習慣の差」

    ★ 習慣とは、言い換えれば「自分との約束を守ること」

    ★ 習慣とは「本性」である
    ★ 無意識の言動にこそ、その人の〈本性〉が現れる

    ★ 楽しいか楽しくないかという感情は、すべて自分が後付けした結果
    ★ 過去の記憶が感情を決め、感情が行動を決め、行動の積み重ねが習慣になる
    ★ 0・ 1秒を超えると、過去のマイナスの記憶を検索する作業に入ってしまうのです。

    ★ 自分が「回避反応」と「接近反応」を入れ替えたいと思っていることがあったら、うまく別の言葉に置き換えてみましょう。

    ★ 気持ちがモヤモヤする日こそ、寝る前の 10分間でクリアリングをしてみてください。
    ★ ダメだった日ほど良い点を、良かった日ほど課題を見つけよ

    ★ 「なぜ自分はできるんだろう?」とプラスの問いかけをしよう

    ★ 人を嫌いになっても、何もいいことはありません。 相手の悪口を言ったり、頭の中で考えたりしただけで、脳の中ではどんどんマイナスの出力と入力が繰り返されてしまいます。
    ★ 嫌いというマイナス思考は止められないので、言葉や表情、動作などの出力を変えればいいのです。  変えられないものを変えるのではなく、変えられるところから変えていく。

  • amazonプライムリーディングにて。

    「人に能力の差はなし。あるのは習慣の差」だけである。

    繰り返しのところや、興味が薄いところは流し読みした。
    少々こじつけかなと思える部分は、こういう本には少なからずあるので…。
    でも、やってみようと背中を押してもらえるきっかけにはなるかも。
    最近口を開けば不平不満ばかり出てくる自分を、少しでも変えたくて…。

    過去の習慣の積み重ねで今の自分が出来上がっている。
    自己嫌悪に陥るような自分になるまで、悪しき習慣の積み重ねと言われれば、そうかもしれないと思った(笑)
    自分を見つめ直して、小さな積み重ねでこれから少しでも成長していきたい。

  • 習慣を定着させるためのあらゆる方法や思考法がためになりました。他の書籍でも書いてある内容と重複しているところは共通して大切なのだと感じました。

  • 【10分33%】
    人間の脳は不快だと続かない
    入ってきた情報を真実とみなす→大いに錯覚させる
    ハードルを低く小さなことから続ける→自信になる
    必要なものは近くにいらないものは離す
    やりたい事を書き出してみる→本当にやりたい事がわかってくる
    【毎分7700文字 61%】
    脳は入力より出力を信じる。
    不快に思っても、出力は快に。決まり文句を作っておく
    「はい、やってみます」
    言い訳をノートに書き出して一つ一つ潰して行く
    「〜ねばならない」ではなく、「〜したい」に
    連想させてコントロール「勉強」→「向上」 「ケーキ」→「脂の塊」快不快をコントロールする。
    「早起き」→「自分の時間が増える」
    自分のためにより、みんなのためにやる方が長続きする
    三日坊主→三日も続けた自信に→少し休んでまた始めればいい
    完璧主義にならない
    今日あった良いことを書く→当然なことは何もない。周囲に感謝できる→プラス思考が身につく
    クリアリング→今日の良かった点→改善点→明日からやること対策と決意を書く。どうすれば改善できるか考える→マイナス思考にならない
    【毎分7700文字】
    朝起きる時間を決め、その前の習慣をさかのぼって決めていく
    起きる時間→寝る時間→お風呂
    脳は回答を導く→なぜ出来ないのかではなく、なぜ出来たのだろう?と問う。どうすればできるのか?を問う
    子供には「出来るようになるにはどうすればいいと思う?」と問いかけ→脳が回答を導き出してくれる【願望の問いかけ】
    願望の問いかけが難しかったら、やらなかったらどんなひどいことがあるかを想像する【恐怖の問いかけ】で習慣化する
    こうしたらいいかも、と言う想像から、こうしたいとイメージへ育てていく(未来日記や未来年表に成功体験を書く)→脳が目指してくれる
    誰が喜んでくれるか想像してみる
    自分の課題問題点をイメージして、出来て当然までイメージ
    プラスの出力を心がける。ガッツポーズや「よし」など、行動、言葉を決めてみる。プラスの出力をしてくれる友人を持つ
    口角を上げると脳はいいことがあったと思う
    喜びを見つけて当たり前をありがたいにかえる
    憧れの人を見つける→理想の自分
    就寝10分前に明日の予定を決める→ゆとりとやることが見えてくる【1こ前の習慣】
    部下には楽しいをアピール。相手の基準で褒める
    変えられるところから変えていく。嫌いは変えられないが、挨拶や言動は変えられる
    自分が好きなら相手も好意を持ってくれる






  • <まとめ>
    ★この本で伝えたいこと
    →「習慣が10割」である
    ・今の自分は「過去の習慣」でできている
    ・脳への刷り込みが無意識の行動に現れる
    ・人生を変えようと思った時点で、人生は変わり始めている
    ・そもそも習慣とは「本性」である
    ・まずは「小さな習慣」から始め、その積み重ねが、人生を大きく変える
    ・続けるコツ、とにかく「ハードル」を下げること
    ・意志ややる気に頼らず、続けられる「仕組み」や「環境」を用意する
    ・「〇〇しなければならない」はNGである
    ・「やりたい」「やりたくない」の感情を大切にする

  • 良い習慣について知りたくて読書。

    キンドル26冊目。

    習慣の大切さは多くの人が知っている。僕も十分知っているつもりだ。

    しかし、人間、怠ける、続かない、明日でいいやと先送りする。結果、後悔に近い反省をする。落ち込む、自己嫌悪になる。こんなこをと繰り返してきた。

    まあ、これからもそうなんだけど、本書を読み週に1つずつでも新しい習慣をハードルをぐぐっと低く始めて、1か月1つ、3か月で2つ、半年で3つ、1年で4つくらい習慣化すればいいなと思った。

    続かなかった習慣は、内容や目的を変えてまた再チャレンジすればOK。

    そんな自分とのゲームのような作業も面白いかも。

    著者は、フリーランスになってから多く読ませてもらった西田文郎さんの弟子のようだ。それもあって僕にとっては相性が良く、非常に腑に落ちた。

    西田さんの本を違った角度でリマインドするような感じがする。

    印象に残ったのは、
    「1個前の習慣」を決める(p83~)
    脳は「入力」よりも「出力」を信じる(p123~)

    ある習慣の1つ前の習慣まで決めて意識しておく、例、起床時間。
    見聞きした情報→入力。思い、考え、言葉、表情、言葉、動作→出力。ポーズやジェスチャー、リアクション、最初に口にする言葉を強制的に変えて脳をだます。→なんとかなる。はい、やってみます。

    三日坊主で問題なし。それを繰り返す。
    他人が喜ぶことを目標にする。
    誰かのためにを目的にする。
    具体的な特定の人の利益になることを自分の利益目標にする。

    色々と試したくなってきた。感謝。

    読書時間:約40分

  • 小さな事からコツコツと。
    成功の秘訣はコツコツやることだ。
    そうすればいつか大きな成果となる。
    という希望を与えてくれる本だった。
    やらない事には何事も成し遂げられない訳で。
    やる事が習慣な訳で。
    いかに脳を楽しい方向に騙してコツコツやる方に持っていくか。
    自分騙しの方法が書いてある。
    甘いものがやめられないのではなく「これから脂肪の塊を食べるぞ!」という気持ちで食べるとやめられる。
    というのはとても為になった。
    否定に抵抗するのではなく、肯定から入る。
    不快な物に化けさせる。
    うむ。なるほど。と思った。

  • 「今の自分を作っているのは、過去の習慣の積み重ね」、「「人に能力の差はなし。あるのは、習慣の差」だけである」。習慣形成コンサルタント(!)の著者は、「刷り込みが習慣を作り、習慣があなたという人間を作り上げて」いくのだから、習慣を意図的に作り上げれば自分の未来を作ることができる、と書いている。

    厄介なのは、「人間の脳はマイナスの感情ほど記憶されやす」く、「過去の記憶が感情を決め、感情が行動を決め、行動の積み重ねが習慣になる」ので、ネガティブ思考が習慣化しがちなこと。ただ、人間の脳は騙されやすいので、「ポジティブな出力」を繰り返せば、思考や行動をプラスに変えることもできるのだという。

    本書、「小さな習慣の積み重ねが、人生を大きく変える」など、言われてみれば当たり前の内容ばかりだし、他の本で知っていたことも多かったが、それでも、こういう内容はそれこそ繰り返しインプットして脳に刷り込む必要があるな。

    本書で刺さったのは、「今日という日は、残された人生で一番若い日です。」、これ、いい言葉だな。「人生を変えるために必要なのは、才能でもやる気でもなく、ただの錯覚である。」、「習慣を始める時、絶対にヤってはいけないこと…それは活躍完璧を目指すこと」、「「自分のため」の夢は限界を早くするが、「誰かのため」の夢は限界を超える力になる。」,「言葉の意味を変えれば、脳は素直にだまされてくれ」る(勉強→向上、ケーキ→脂肪の塊)なども、なるほどと思った。

    脳を騙して「できる」と思わせ、ポジティブなイメージを刷り込んで、そのために取り組むべきごく簡単な習慣を弛く長く続ける。コロナ禍の中で何か新しいことを習慣付けてみようかな。

  • これはとても参考になりました。たぶんこの先も定期的に読み返すと思います。
    読了後一週間ほどたちますが、小さなことをいくつか習慣化して実践してみたら、生活にメリハリが出て気持ちも明るく前向きになり、なんだか一日一日を有意義に過ごせるようになりました。
    これからも実践し続けようと心から思えるほどです。
    これまでは0か100かで考えがちで、何か実践しても三日坊主で終わってしまうことが多かったのですが、この本は少しずつでもコツコツ続けることに意味があるんだよ!と気楽に背中を押してくれるので、私も気楽に始めることがてきました。
    今の自分を変えたいと思うなら、是非とも読んでみてほしいです。

  • 【ハイライト】

    ・誰にでもできることを、誰にでもできないくらい続けること。

    ・重要なのは、「何を続けるか」ではありません。続けることそのものに、とてつもない価値がある

    ・人間の脳はマイナスの感情ほど記憶されやすい

    ・過去の記憶が感情を決め、感情が行動を決め、行動の積み重ねが習慣に

    ・うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。うまくいかない人は、必要があることを回避し、必要がないことに接近する。

    ・「人生をより良くするための習慣を身につけたい」と充実の欲求を追い求める自分がいる一方で、「そんな努力は面倒くさいからやめておこう」と安楽の欲求を追い求める自分がいる

    ・人間は何も意識せずに生きていると、安楽の欲求が勝つようになっています

    ・仕組みを作る方法は、2つあります。1つめは、時間と場所を決める。もう1つの方法は、他人を巻き込むこと

    ・一番身近にいて、 家ではカッコ悪い姿も見せているお父さんやお母さんが東大出身だと知って、「この人たちが東大に入れるなら、自分だって入れる」と錯覚しているだけ です。それでも脳は「東大に入れる」と確信して、東大に入る方法を教えてくれる

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    【レビュー】

    習慣の重要性を説く本。
    習慣化の方法論にも触れられている(ただし、個別のテーマは内容が薄すぎて読む価値なし)。
    自分の過去の成功体験が習慣によることが大きかったこともあり、習慣の重要性を再認識させられた。
    脳を錯覚させる等の方法論の箇所も参考になった。
    とはいえ、競争の激しい環境であれば、何かを継続したとしてもその方向性が間違っていれば良い結果は期待できない。
    明確な目的設定とそこから逆算した習慣設定が必要であり、そのために必要な自己分析等につき、本書は弱い。

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著者プロフィール

1958年神戸市生まれ。有限会社シンプルタスク代表取締役。No.1習慣形成コンサルタント。喜働会会長。JADA協会SBT1級コーチ。「大人を元気にする」を使命に、自己実現のための習慣形成連続講座『喜働力塾』を全国で開催。延べ84期を実施し、卒業生は4,000人以上となった。習慣形成のメソッドを中心に、成果・結果を積み上げていく方々を、今なお多数輩出し続けている。多業種にわたり各企業の顧問として、人間力戦略のコンサルティング、人材育成トレーニングを中心に増収増益のお手伝いを担当する傍ら、習慣形成を軸に人材育成トレーニングや講演、セミナーで全国をまわっている。これまでに約6万人の実践トレーニングを行った。また、子どもたちの夢を叶えるために、小、中、高等学校の生徒向け、保護者向けの講演も積極的に行っている。脳の機能と習慣形成を活用した能力開発で、ビジネスマンだけでなく、スポーツチーム指導、受験生の能力アップも行っている。

「2023年 『人生の習慣を整える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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