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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (210ページ)
感想・レビュー・書評
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夢は突然実現する。
プロレスファンの究極の願望「全団体対抗戦」が東京ドームで実現。
鬼藪ら闘狂大学プロレス研究会は狂喜乱舞。
徹夜で前売り券販売の列に並んだ。
そして、夢は突然終わりを告げる。
第三次世界大戦が勃発。
街にあふれる銃弾に戦車。
平和な日常が一瞬でなくなった。
それでも破壊された東京ドームに鬼藪たちは集う。
そして日本中のプロレスファンがやってくる。
何があっても夢の舞台の幕は開くはずだ。
そんな願いも全面核戦争により叶わぬ夢となる。
時間も空間もバラバラになってしまった仲間たち。
核戦争後の世界にひとり残された西等里は、核シェルターで決意する。
「そうやんか! 漫画に書いたらええやんか!」
作者の分身でもある彼が、闘大プロレス研の熱き日々を書き残す。
体を壊しても。
心を壊しても。
反応がなかったとしても。
書き残さなければならないことがある。
時間も空間も超える、プロレスファンの熱き叫びの伝説の書、ここに。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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