黒怪談傑作選 闇の舌 (竹書房怪談文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • いやぁ〜、実話怪談って、後味悪いですね…。

    夕方、部屋で寝転んで読んでいたのですが、全て読み終わってスマホを横に置き、ウトウトしてしまったのです。

    夢に入るか入らないかのキワに、あの特有の感覚が来て、耳に聞こえる音が最大限に大きくサァーーーーーーーーってなった所でハッと目が覚めました。

    陽が差した部屋で我に帰って、今「実話怪談読見終わった所だった」って思い出した瞬間、背筋がゾッとしちゃったよね…(-∀-`; )

    ただの居眠りのお話しでした笑


    ーーーーーーーーーーーーーー


    実話怪談は、どの話も後日談がないので、余計に気になるし怖い。

    そして、実話だけに、怖くて夜布団で読めない…(^ω^;);););)

    昼間に読むと怖くないので、雰囲気ごと楽しみたい方は、夜読む事をお勧めします。

    (昼寝でも怖かったよ?)


    45編あるので、特に印象深かった作品の感想だけサラッと書きます^ ^

    まずはフォロワーさんから特にお勧めされたこの2作品。


    【豚女】
    最高の女性と交際する事ができて喜ぶ清川さん。
    ある日を境に彼女が豹変するのだが…

    いやこれは…謎が多いです(;´д`)
    憑き物なのでしょうか…なんなんでしょう…


    【なめこ汁】
    お母親の作るなめこ汁は絶品で、まさにおふくろの味。
    そんな母親が亡くなる。
    もう一度おふくろの味のなめこ汁を味わいたい。
    すると父親から衝撃の事実が…!

    この話が1番怖かったぁ〜((((°А°”)))))))
    衝撃です〜。
    真相が知りたい…。


    【はさまる】
    普段から霊がよく視えすぎるという方のお話。

    これは、怖いと言うより、関心。
    こんな風に見えるのかぁ。
    慣れるの怖いなぁ。:( ; ´꒳` ;):


    【直ぐメモ】
    起きると夢を忘れてしまうという息子に、忘れない方法として起きたら直ぐメモをするとこを伝授。
    息子が見た夢とは…

    これ、実際やられたら怖い〜!
    小さい子なだけに、怖い!!


    【有言実行】
    独占欲の強い彼氏と別れた彼女。
    「別れたらストーカーになってやる」と言われていたが…。

    リアルに嫌です(~_~;)
    色んな意味で怖い。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーー


    結局怖いって言ってる…(^_^;)


    8月に読んだら一層怖いと思います。

    勇気のある方はお盆の夜中にでも…( ≖ᴗ≖​)
    (私ムリ)

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著者プロフィール

黒 史郎 (くろ・しろう)

小説家として活動する傍ら、実話怪談も多く手掛ける。「実話蒐録集」シリーズ、「異界怪談」シリーズ『暗渠』『底無』『暗狩』『生闇』『闇憑』、『黒塗怪談 笑う裂傷女』『黒怪談傑作選 闇の舌』『ボギー 怪異考察士の憶測』『実話怪談 黒異譚』『川崎怪談』ほか。共著に「FKB饗宴」「怪談五色」「百物語」「怪談四十九夜」「瞬殺怪談」各シリーズ、『未成仏百物語』『黄泉つなぎ百物語』『ひどい民話を語る会』など。

「2023年 『横浜怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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