魔眼の匣の殺人 屍人荘の殺人シリーズ [Kindle]

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  • 東京創元社
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (375ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 新進気鋭のミステリー作家今村昌弘さんによる、このミスで話題になった屍人荘の殺人シリーズ第2弾。

    前作ではまさかのゾンビネタ。今回は予言(予知)ネタを織り交ぜています。クローズドサークル内においての殺人。この微妙な緊張感の描写が素晴らしいです。

    前作の事件を引き起こした原因となった斑目機関の謎を追うなかで魔眼の匣という元機関の研究所だった場所の調査に向かう剣持と葉村。そこで出会ったサキミという女性は機関の元被験者で予知能力者。彼女は「2日のうちで男女2人ずつ、計4人がこの地で死ぬ」という予言を告げていた。


    描写が非常に丁寧で細部まで想像することができ、正直この歳になって恥ずかしながらかなり怖い思いをしながら読み進めました。

    読み進めていくうちに出てくるキーワードなんかは「おっ、これは重要だろ」と思ってしまうんですが、それがミスリードになっているような・・・完全に勘違いをしていました。

    推理をし始めてからどこか腑に落ちない感を抱きながら読んでいましたが、ところがどっこい。今回の事件の真相だけではありません。フーダニット&ワイダニットの心地よさが止まらない怒涛の終盤!

    まさかそこにもそこにもつながるとは・・・う〜ん、恐るべし。完全に予想外でしたが裏切られた感はなくすっと収まるようなこの読後感。素晴らしかったです。

  • 2019/03/16

  • 犯人が最後まで分かんなくて面白かった!
    ひること葉村くんのじれったい関係も好き(*^^*)
    続編楽しみ!

  • 第1作よりもこっちの方が好きだったかなぁ
    でも殺人の動機にはあまり納得できず...
    様々な伏線が仕込まれているところはやっぱり面白い

  • 純ミステリー
    前作のようなパニック感は無いけど古典的ミステリー感があって安心して読める
    今後もシリーズ化していきそうなので楽しみにしていきたい

  • 前作はゾンビ&クローズドサークル。
    今作は預言&クローズドサークル。

    最初に犯行の動機を知ったときは「そりゃないでしょう。ちょっと強引だよ」と感じたのですが。。。
    説明が進んでいくにつれ、伏線が回収されていって、最後は納得。

    さらには、それだけで終わらずに預言者の方にも謎があり、2度ビックリ。
    なかなかの良作です。

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著者プロフィール

今村 昌弘(いまむら まさひろ)
1985年、長崎県生まれ。岡山大学医学部保健学科卒業後、放射線技師として勤務。29歳で退職し、執筆活動に専念。2017年『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞、本格ミステリ大賞を受賞。ほか、SRの会年間ベスト第1位、「このミステリーがすごい!2018」第1位、「2018 週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「2018 本格ミステリ・ベスト10」第1位、第15回本屋大賞第3位、「キノベス!2018」第2位ときわめて高い評価を受け、2017年度エアミステリ研究会ランキング第1位、名古屋大学生協による南部書籍大賞、福井県のみそ店「米五」の社員が選ぶ「味噌屋大賞」などにも選ばれている。2019年映画化が決定。神木隆之介・浜辺美波・中村倫也が出演。

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