天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞 (角川ソフィア文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2018年12月22日発売)
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (209ページ)
感想・レビュー・書評
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(kindle unlimited利用)
岩波文庫版で『仙境異聞…』を読み始めたが少々古文で読むのが面倒になり、抄訳だがkindle unlimitedにあったので読んで見たもの。概略を知るにはこれで十分かと思われる。
書名の「天狗にさらわれた少年」というのは若干ニュアンスが違って、さらわれたのではなく自らついて行ったというほうが正しい。天狗も一般的なものとは違う。という寅吉自らの言にある。
知識とか教養が人並み以上にありながら、こういう騙りに近いものを信じやすいというところが平田篤胤らしいといえばらしいところ。現代で言えば荒俣宏的なところかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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