つがいは愛の巣へ帰る (ラルーナ文庫) [Kindle]

著者 :
  • 株式会社シーラボ
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  • 人外や獣人、人間が共存する世界でのお話。
    ウラニケの正体にもびっくりだけど、さらにキョンシーとか出て来てびっくり!(ちょうどキョンシーが出てくる映画を見たばかりだったのです)バラエティに富んだ家族をめぐるお話でよかった。
    ただ、全般良かったんだけど、BLな表現が結構直接的なので想像力の範疇を超えた…。若輩者には刺激の強い描写でございました。ううう。
    あと、話の流れ上仕方ないけど、途中で幼児虐待的な幼児性愛者的表現があるので苦手な方は避けた方がいいかも。

    なんていうか、タイトル通り本当に「番」で、「愛の巣」なお話でした。気になる方は是非。

  • 鳥舟さんデビュー作以来2冊目の読書でした。
    BLノベルで始めてキョンシーが出て来た!
    獣人や人間や人外生物がいる独特の世界観で、中華街風の街並の中にいる感じや、ウラナケ(人間の方)とアガヒ(トラの方)の職業や生き方も独特でお話の中にどっぷり浸かれてよかった。鳥舟さんの文体は物語の外から傍観してかかれているよりはもっと近くから見つめて表現されているような気がした。
    あとこれは比較することではないけれど、はなれがたいけものを書いた八十庭たづさんと文体が似ていると思った。
    一言一言が重くて訴えかけてくる感じがする。
    エッチシーンも濃厚だけれど愛ある交わりだしフィクションだから良いかと思う。。。

  • 不思議な世界観の話。
    初めての作家さんでした。なかなかグロい表現をする作家さんと聞いていたので、手が伸びず。
    獣人と人外、人間がいる世界。
    人外も吸血鬼や悪魔、妖精など、ホントに人外。
    殺し屋夫婦という設定だけど、そんな殺し屋然としてないし。変わった名前のつけ方も面白い。いままでになかった感じ。
    読み放題でほかにもあるので、読んでもいいかなあ。

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