本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員VI」 (TOブックスラノベ) [Kindle]
- TOブックス (2019年3月9日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (406ページ)
感想・レビュー・書評
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4.8
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本好きの下剋上、第四部(貴族院の自称図書委員)6巻。ローゼマイン、貴族院の二年生でのお話。
web版で完結まで読了している物語だけれど、何度読み返しても面白い。書籍化にあたって加筆されている部分もあるし、追加SSもあって、新たにわかる事実もある。そして、さらに、完結まで知っているからこそ、改めて気がつく「伏線」も面白い。
面白い物語を書く作家さんの文章力って素晴らしい。
あとあと重要になる伏線を、重要とは思わせない流れで綴っているんですよね。異世界召喚された主人公であるのを利用して、読者に「常識が違うんだな」とだけ思わせておきながらの、重要な設定や伏線を忍ばせる。ほんとさすがです。何度読んでも飽きません。
アニメ化も決まったようですね。
そして、アニメでは、今までのドラマCDと声優さんがかなり異なっているようですね。フェルディナンドが櫻井さんから速水さんへ。
最初からフェルディナンドの声を脳内で櫻井さんに当てていたワタクシ的には、残念!…という思いもあるけれど、作者さんによるアフレコレポートを読んだら、新キャストにも俄然興味が湧いてきました。保護者3人が豪華すぎでしょ!(笑)
ドラマCD第3弾とアニメ、楽しみです。 -
可愛い&可愛い!!なんだか癒されました。2年生も、貴族院は新鮮で楽しいですね。
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2022.12.19 audible
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貴族院の2年目が始まる18巻。1年目と同様、1日も早く図書館通いが出来るようローゼマインは全力を尽くし、問題を引き起こす。フェルディナンドが下地を作ってるんじゃ、、と思わないでもない問題もあれど、大体において本のことしか考えられず、本のこととなると簡単に理性など吹っ飛ぶ、懲りないローゼマインは健在。ちとローゼマインにも恋愛フラグか?と思わせる王子様登場。さて、19巻に手を伸ばすか。中毒のように手が止まらない。
(2022/151)貴族院2年生。最速で講義を終えて平穏な図書館ライフ満喫を目指すローゼマイン。新たな王族との接触、王族を招いたお茶会での失神など、予想通りに平穏とは程遠い事件を巻き起こして早々の帰還命令。本来貴族院にはいないはずの、黒の武器でしか倒せない魔獣が出現したりして、エーレンフェストを狙う他国の陰謀っぽい事件も発生する。今年の貴族院も大変そうだ。 -
貴族院2年目。基本的には1年のときと大差ない。相変わらず図書館と本がすべての行動原理だし、貴族やら国やらのめんどくさいことはあまり考えていない。ローデリヒとヒルデブラントが気になるが、どちらも本書においてローゼマインが失神する原因となる。未解決の謎を抱えながらⅦへ。
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書き下ろしは名捧げ前のローデリヒ視点と、ターニスベファレンの調査に赴くヒルシュールとルーフェン。