自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。１ (レジーナCOMICS) [Kindle]

著者 : 蓮見ナツメ しき

• アルファポリス (2018年12月21日発売)

感想・レビュー・書評

[ユキ子さんの感想 · 2022年1月19日]

婚約者側から見た悪役令嬢とのお話。
私が読みはじめたときは珍しかったけれど、最近ではこういう視点の作品も増えてきたなと。
ヒロインが始終元気、主人公が腹黒くて冷静なので、いい感じで均整が取れている。
悪役令嬢ものを少し違う観点から読みたい方に、おすすめ。

[満開さんの感想 · 2021年10月15日]

全６巻、読了。
小説１、２巻の内容。

乙女ゲーム転生モノ。コメディ。転生者は悪役令嬢とヒロイン。悪役令嬢の婚約者の王子が主人公。
天才だけど、どこか感情が欠如している王子。悪役令嬢といると面白くて、飽きなくて、一緒にいるうちに…。

全巻読んでの感想。
いやー、悪役令嬢がハイテンションでおばか（勉強はできる）でかわいかった。
漫画を読んで、先が気になって小説を読んだので、途中からは内容を知ってたけど、最後まで楽しかった。

最終巻、大きくなった子供たちを見れて嬉しかった。
尻尾の長い鳥も。

*****
原作：自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。／しき（レジーナブックス）

[and catsさんの感想 · 2021年3月4日]

生き生きと動くキャラクターたちが、みな嫌味がなくとても気持ちがいい。
悪役令嬢コメディー最高峰の面白さだと思っている……のですが、
電子版が出るのが紙に比べて遅すぎることに毎回モヤモヤしています！

[suy-c-kさんの感想 · 2020年3月28日]

バーティアが可愛い。セシルとの対比のせいか「ばか」に見えなくはないしセシルや父親も「ばか」と表現しているが、純粋で素直なあまり策略を張り巡らせたりすることがこの上なく苦手なのだと思う。
基本的にこの類の話は登場人物の言葉遣いが貴人であることを差し引いても妙なのだが、全体的にコメディ調だから許容範囲だった。
セシルは頭が良いばかりに何事も「飽きる」わけだが、バーティアのお陰で日々を楽しく過ごすことができるようになった。破れ鍋に綴蓋である。
しかしながら（元がネット小説であるため期待すべくもないのだが）、セシルがバーティアに渡したハート型のブレスレットに入った万能薬は全くもって伏線としても回収されなかったのが拍子抜けだった。
全体的に造りは荒いのだが、まぁコメディなので息抜きに適していると思う。
ちなみに個人的に一番笑ったのは妊娠騒動の件だった。頭が真っ白になるセシルはかなりレアだね。

著者プロフィール

神奈川県出身。代表作に「噂屋」（一迅社、全14巻）、「終焉のエリュシオン」（一迅社、全3巻）などがある。綺麗で透明感のある絵柄で活躍中。

「2020年 『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。４』 で使われていた紹介文から引用しています。」