ryofu1000さんの感想
2020年11月7日
市役所の職員が椅子の製作者と恋する話。 最初の方は、職員が仕事上の関係で椅子の製作者と接していた。掃除をしたり、身の回りの世話を職員はしていた。 その間に、製作者の身の回りの出来事や過去が職員に見えてきて、だんだん職員にとって、製作者が愛おしくなってきた。 最終的に職員と製作者は体の関係を持つものの、 製作者は、その建屋から去ってしまう。
千葉県出身。2016年、「静かの海」で第4回ネット小説大賞受賞。著書に累計30万部超の人気シリーズ『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』『君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業』『君に恋をしただけじゃ、何も変わらないはずだった』(宝島社文庫)、『ヘタレな僕はNOと言えない』(幻冬舎文庫)、『大嫌いな君に、サヨナラ』(いかだかつら名義/PHP研究所)がある。 「2021年 『赤くない糸で結ばれている』 で使われていた紹介文から引用しています。」