ワンルームエンジェル【電子限定特典付】 (onBLUE comics) [Kindle]
- 祥伝社 (2019年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (253ページ)
感想・レビュー・書評
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性愛じゃなくて親愛の話。ラストシーンが美しくとてもとても最高でした。ものっそい泣いた。はらだ先生の作品はやっぱ間違いないや。
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何でもっと早く読まなかったんだろうと、後悔しました。
「泣けるBL」で紹介されていたので、覚悟して読み始めましたが、私の覚悟は全く足りなくて、死ぬほど号泣でした。
漫画でここまで泣いたのは初めてかもしれません。
特に巻末の「秘密のセリフ入りネーム」は、本当に本当に素敵すぎます。
天使の笑顔も、幸紀さんの少しふくよかになった後ろ姿も、何もかもが心に残って、1ページ振り返って見るだけでも言葉になりません。
BL好きになって良かったです。 -
帯のはらだ(先生)史上最も優しい物語、と言うだけあって本当に優しい話でした たまにクスッとした要素もあって、と思えば天使や幸紀さんのつらい過去だったり、でとてもしんどくなりました 天使のお父さんや幸紀さんのあり紗など、一番近くにいる人たちがちゃんと優しくて、それがあったからこそふたりは救われたんじゃないかなと思います 最後の最後が本当につらかった…
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読むたびに、静かに泣いてしまいます。
ひとりとひとり。
出会うべくして出会ったふたり。
こころを通わせ合うことの尊さを感じられる、だいすきな作品。 -
天使がとてもかわいい………
最後の描き下ろしで心が救われた -
蒼井翔太くんがドラマCDで声を当てると聞いたので読んでみた。
初BL。
面白かった。泣かされた。ドラマCD買う。 -
切ないが、良い作品だった。全くエロは無く、BL要素もほぼないけど。
突然現れた天使が何者か分からないまま、ファンタジーなのかコメディなのかと思いながら読み進めていたが、過去が紐解かれていく内に、それどころじゃなくなってしまった。
思いの外、みんなの過去が重たい・・・。
でも悲壮感が漂うわけではなく、それぞれが今を生きようとしている姿があり、個人的に逆に辛くかった。
全ての人の幸いを願わずにはいられない。
書下ろしを読んで、うっかり泣きそうになった。
登場人物達が、救われたのか、得られた人生に満足できたのかは、主観的なものなので分からないが、そうであって欲しいと思う。
(エロは無いと書いたが、幸紀さんがやたらガタイが良くセクシーな上に優しいため、始終いい男だなと思いながら読んでた。) -
天才。はらださんは今までも割と気持ちをえぐる切ないものを描かれてます。人間や社会の暗部をこれでもかと大サービスしてくれて、読んでてウヘェってなる事が多かった。作品によっては後味悪くてまた読もうと思えないものもあるのですが、これはすごい。
主人公は過去の愚行の呪縛から逃れられず生きてるのか死んでるのかわからない毎日を送っている。そこへ記憶をなくした天使登場、天使らしからぬ俗っぽさと口の悪さですが、主人公は大事にしてあげようとします。ごめんなごめんなと抜け落ちた羽根を集めるシーンがグッときます。天使の正体が提示されてからの展開がつらすぎる。
何度も読み返したくなる作品です。肌触りの良いストーリーではないのですが、色々散りばめられてることをもう一度最初から確認したくなります。ラストの書き下ろしはありがちなパターンなんですけど、このラストがないと辛すぎてまた読もうと思えなかったかもしれない。カタルシスです。