焼きたてパン工房プティラパン~僕とウサギのアップルデニッシュ~ (マイナビ出版ファン文庫) [Kindle]

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  • 見た目は動物の獣民が多く暮らす街のお話。ウサギのパン工房を舞台に回り道しながらも心を深める獣民とノーマル人間の姿が美味しく温かく語られる。しかし獣民の言葉を人種や国籍、障害などに置き換えた時。私たちは作者からの問いの重さと深さを知る。

  • 内容は面白くて設定も好みだったが、日常会話で使っている人に出会ったことがないぐらい堅苦しい言葉が多く(必要以上に難しい熟語や表現を多用するラノベのような)、この言い回しをこの性格の主人公が使うかな?と所々感じた。
    もちろん私が勉強不足なのもあるが、纏う空気がやさしい物語だからこそ、もう少しやわらかい表現(せめて常用漢字以外はかな表記を多くしたり、「狼狽したよ」ではなく「動揺したよ」にしたり)でもいいのでは?と、内容よりも文章が気になってしまった。

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著者プロフィール

植原翠(うえはら・すい)
動物と植物を愛する自由人。2016年12月に小説投稿サイト「エブリスタ」の大人気作の書籍化「喫茶『猫の木』物語。~不思議な猫マスターの癒しの一杯~」でデビューし、好評を博した。 続刊に「喫茶『猫の木』の日常。~猫マスターと初恋レモネード~」「喫茶『猫の木』の秘密。~猫マスターの思い出アップルパイ~」、ほかにも「運命屋~幸せの代償は過去の思い出~」「焼きたてパン工房プティラパン~僕とウサギのアップルデニッシュ~」(小社)、「おまわりさんと招き猫」(マイクロマガジン社)、「神様の身代金」(ポプラ社)がある。

「2022年 『死神ラスカは謎を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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