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感想・レビュー・書評
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アナトリヤに人質として赴いたミーシェ。ミーシェを狙う不届き者もいるが、ひとまずは無事。アナトリヤ王アーレフにも、一目置かれている状態。ところがジャルバラの王が崩御したことで、政情は急変する。跡継ぎ候補であるカルムと兄の、対アナトリヤ政策の考え方はあまりにも違いすぎ…。といった流れ。
離れていても、ジャルバラとカルムを想って、賢く身を処するミーシェがいい感じです。ヒロインが賢明なのって、やっぱりすごくいいですね。アナトリヤと戦端を開きたい考えのメフライルと、なんとかそれを阻止して王位に就きたいカルム。互いに相容れるには難しく、国内もきな臭い状態です。着々と行動するカルム、頼もしいし、陰謀に負けていなくて、こうでなくては!というヒーローぶり。ラストはえっ!と驚きますが、読者は安心して読んでいられます。
次で最終巻ですが、本当にキレイな絵で、お話も読後感がよくて、大好きでした。漫画を読むきっかけを、何年ぶりかでくれた作品でした。次作も期待したいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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