【全1-6セット】暴君社長はノラ猫を溺愛する【イラスト付】 (チュールキス) [Kindle]

著者 : 柊あまる

制作 : 天路ゆうつづ 

• ジュリアンパブリッシング (2019年3月29日発売)

感想・レビュー・書評

[黒ソーダさんの感想 · 2024年2月23日]

冒頭から不穏なものを感じた。それは読み進めても解消できず物語に集中できなかった。
不穏な、というのは作者さんが資料を十分に集めて検討して設定を作ったのかという疑惑だ。何の資料か？児童養護施設についてだ。措置されるこどもの実情、施設での生活、退所に当たってどんな支援がなされるのか、退所後の実情、そういったことをどの程度調べたのか。物語を成立させるとために、表面的なイメージだけで書いたようにしか思えない。施設利用者、施設関係者、所管する役所の担当者、議員、医療関係者、学校関係者、全方向に対して非常に失礼だと思う。

著者プロフィール

埼玉県在住。2014年よりWebにて小説の投稿を始める。2015年に出版デビュー。

「2020年 『いばらの姫は目覚めを望まない』 で使われていた紹介文から引用しています。」