- Amazon.co.jp ・電子書籍 (134ページ)
感想・レビュー・書評
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「瞑想で心のさざなみを消す」
何が正しいかなんて誰にもわからない
ただ心が落ち着いて透明になったら心の奥底が見えてくる
正しいものの考え方や正しいものの見方に気づくのが大切ということです。
何が正しいかではなく徹底的に自分自身を知ろうとしていくことで「真理」に至る。
「瞑想とは自分を知る作業」
生きるということは知らないわからないことを知ることを続けることなんやなあと思いました。
知ることは楽しいし知らないことを知ることで先に進むことができます。
自分を知るために考え続ける。
瞑想ってそういうもんなんやなあと思います。
「自分のためにやるのはやめたほうがいい何事も。」
流行りのマインドフルネスやヨガは自分のストレスを減らしたい、痩せたいといった我欲のためにやると良くないそうです。
社会が良くなるための大きな煩悩を持つ。
自分を知るということはその一環で自分のためではないということやそうです。
「社会に役立つために何ができるか」
本当にいつも考えます。
多分自分の子供たちに社会貢献を説いてきたのも自分にできることをやり続けてきたことの一環やと思います。
「瞑想とは自分を知る作業」
そういう意味で常に瞑想してるなあと思います。
その過程で理解が深まるんですがそれが悟りにつながっていくんやなと思います。
難しいようなんですけど毎日悩みを解決してるのがと瞑想とか悟りに繋がってるのかなと思うと正しいやり方を身につけていきたいなと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
対談形式で読みやすかった。お二人の考え方好きでした。
また、質問者がちょうどいい!お二人がすごすぎて「ん?」と思う箇所だったり、そういえばそもそも〇〇って何?という質問やリアクションが初心者の私と視点が近くてかなりわかりやすい内容になっていた。 -
瞑想は全くの初心者なので、難しい所も多々ありましたが、対談方式で読みやすかった。
ヨガの歴史?など興味深かった。
また、人生観において、取り入れられるといいなと思える部分があった。 -
著者のお二人はこの本で初めて知った。
タイトルの内容についてそれぞれざっくばらんに著者のお二人が対談していくのだが、結構ぶっ飛んだ内容になっていくので素人のもう一人がツッコミ(質問)を入れていくというスタイルで書かれている。ここのツッコミである程度バランスが取られていると思う。
ほんまかいな、、という記載も結構あるが、なるほど極めた人はそういった感覚になるのか、という学びもあり、なかなか愉しめる内容だった。
認知科学、という側面を期待して読み始めたが、あまりそこのちゃんとしたアプローチは述べられていなかったのは残念(そもそも苫米地英人氏が現代の測定できるものベースじゃあダメよといっているので -
苫米地さんと、ヨガ行者・成瀬雅春さんの対談と成瀬さんへの単独インタビューで構成されている。
ヨガと瞑想について、とっかかりに読む本としては大変面白く、興味深かった。これを機に、瞑想、そしてヨーガについてもっと詳しく知りたいと感じ、現在、関連本を片っぱしから購入中。 -
本書は、ヨガ行者の成瀬さんと苫米地博士に、出版社の編集部の方が質問を投げかけて、それに答える対話形式の構成になっています。そして、成瀬さんの発する言葉は私の心にスーッと浸透し、これまでの疑問がかなり解消されました。
私は、15年間ほど通っていたヨガ教室をやめて3年ほど経ちます。今は、日常生活の中で瞑想をしたり、ヨガのポーズを取るなどしています。ヨガ教室に通うのをやめたのは、信頼できる先生に出会えなかったから。私はヨガを、体操のようなものではなく、メンタルなど人間の内なるものに関係があるものだと捉えています。そのため、ヨガの先生が世間一般のお手本になるようなキレイなポーズを取って指導しても、その人の内面から発せられるものに魅力が感じられなければ、消化不良を感じてしまいます。そして、そうした先生には、似たような生徒たちが集まります。レッスンの前に井戸端会議で大騒ぎしてたり、難しいポーズがあると諦めや拒否するような言葉を発したりしてました。中には、「ヨガを始めたら痩せた。ダイエットにはやっぱりヨガ」みたいに考えている人がいたのも残念でした。
さて、本書から得たことはたくさんありますが、その中でも大きな学びは「悟りと解脱の違い」です。以前から、この2つは異なるものだと感じながらも、なかなか理解できませんでした。でも、成瀬さんはとてもわかりやすく説明しています。ご興味がある方は本書をお読みください。 -
自由に空を飛べないのなら空を飛んでいない。
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ヨーガ行者の成瀬雅春さんとの対談本。
湖面が凪いでいると湖底が見えやすいように、瞑想で心が落ち着いていると何を選んだらよいかがわかる、という例えはわかりやすかった。
「瞑想をすると整理能力がつく」→「頭の中が整理されてくる」→「偏見なしに見ることができる」→「正しい認識ができるようになる」(p61)
ACのステップワークも、こうした展開を目指しているのかもしれない。まず正しく認識することで、方向性を修正していく次のステップに進むことができるというように。
「ヨーガは自分自身を見つめて、自分自身を知って、自分自身を高めていくということだけをします」(p37)
これは初めて知ったこと。自分自身を少しずつ手放していくものかと思っていた。
先日、再読した禅僧、南直哉さんの著書に書かれていた、「自分を開く」「もう自分を大切にしない」という言葉のほうが、現在の自分の心境には馴染みやすかった。 -
苫米地氏と成瀬氏の対談をベースとする瞑想と認知科学のテキスト。奥深く大変参考になる。