今こそチャンス！　新しい時代が到来する今、自分をバージョンアップしよう！　誕生日だけで「本来のキャラ」がわかり仕事、恋愛、人間関係がうまくいく本 [Kindle]

著者 : 佐奈由紀子

• ゴマブックス株式会社

感想・レビュー・書評

[福喜多さんの感想 · 2021年10月18日]

一読目終了。

■バースデイサイエンスとは
遡れは昭和20年代。性格学の増永篤彦先生から始まり、他の学者らの体系化などを経た誕生日による統計性格学。
こういうと手相みたいですね。こちらも統計学です。
聞くところによると帝王学にも組み込まれているなんて主張も聞いたことがあります。

■実際に当たっているのか
自分の誕生日から調べて、おおむね当たっています。
自分のタイプのところだけ付箋を貼って13枚でした。
統計学なのでまったくかすりもしない人も存在します。環境によって差異も生まれるのでたまたま自分は100％近く当たっていても、妄信はしないようにしましょう。

■実用に関して
6タイプをそれぞれ説明するため、1タイプの解説は少なめ。占い本あるあるですね。

相手の生年月日を知らなければ活用のしようもないですが、
自分ではない人間がどのような思考をしているか把握する参考になるでしょう。

人は自分を普通だと思い、自分以外の人の思考を察することは難しいものです。
自分とかけ離れた人が存在することも想像するには難しいもの。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」というので、その手助けになるでしょう。
いつでも相手の生年月日を知ることはできないので推測になるでしょうが、知らないよりマシです。

■キャラ重視について
今の若者は個性を大事にし尊重されることを当然と思っています。ただし相手によって使い分けます。
昔は会社の歯車になって個性を尊重するなんてあまりなかったのでギャップがありますね。
そのことを何度も強調しています。



占いが当たって面白いというより、コミュニケーションに特化した内容でした。
ビジネスで使えるよう体系化したと書いてありましたのでそのためでしょう。
自分のネガティブとうまく付き合う方法もあって、使える知識もありました。

統計性格学というものに抵抗が無ければ、コミュニケーション本として読むのが良いでしょう。

[みさんの感想 · 2020年5月3日]

めちゃめちゃ当たる！とは思わないけど、私の場合、当てはまってることが多かった。

けっこうこういうの、保育の現場とかでも使われてるらしい。個性学？

著者プロフィール

誕生日研究家、株式会社バースデイサイエンス研究所代表取締役

「2019年 『新装版 生年月日の暗号』 で使われていた紹介文から引用しています。」