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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (292ページ)
感想・レビュー・書評
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遭難本ブームの流れで読了。
雪崩の原因などに関して、かなり詳細で、山登りをしない私にとってはかなり難解であった。
ひとりひとりの証言を紐解いていく形式だから仕方がないかもしれないが、いったい誰が誰なのか、状況もわかりにくいのと、淡々とした書き方、断定を避けた書き方のため、非常に無責任に見える主任教員と委員長への責任追及が全くなく(それはこの本の目的ではないのかもしれないが)、ものすごく消化不良が残った。
そもそも、委員長が現場に行かず、旅館に残っていたなどありえないし、巻き込まれた主任教員が捜索をせずに?下山ルートを開拓していたのもあり得ないのではないかと思う。
あとは作者の遭難話がかなり折々に登場するが、それは蛇足なのではないかと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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