がんを抱えて、自分らしく生きたい がんと共に生きた人が緩和ケア医に伝えた10の言葉 [Kindle]
- PHP研究所 (2019年5月28日発売)
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感想・レビュー・書評
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「抗がん剤の副作用があったとしても、少しでも寿命をのばすということ。では、そののびた時間が、あなたにとってどんな意味があるの かということを考えてほしいんです。仮に抗がん剤で多少、生活の質が落ちたとしても、生きている時間がのびるということにあなたの中で意味があると感じるなら、抗がん剤治療はやったほうがいい。でも、時間をのばすことに意味を感じないのだったら、抗がん剤治療をしないという選択肢だってあっていいんです。時間の長さではない、時間の質を大切にすると いう考え方もあっていい。あなたがどういう価値観を持っているか、それを聞かせてください」
「消極的安楽死」。 これは尊厳死とも呼ばれ、医学的に延命がそれほど期待できないなら、まだ行われていない治療を開始しない、あるいは現在行っている治療を中止するという行為だ。治癒困難な病態において、人工呼吸器を避けたり、積極的な栄養療法を差し控えるなどがこれにあたる。尊厳死については、2019年春時点では明確に法律で規定されていないが、医療現場では患者さんや家族の同意のうえでひろく行われるよう になってきている。
「積極的安楽死」。 これは、医師が死に至る薬を処方することで、 患者さんの命を意図的に終わらせる行為。つまり、医師が直接、患者さんに薬を注射し、死に至らしめるという方法だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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