処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る― (GA文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • アニメから入ってきた勢。

    独特の世界観や魔法など、物語の骨子がしっかりしている良作。登場人物にはよくあるラノベのお約束的なキャラクター色が出ているが、それぞれ腹に一物ありそうな感じがこれからに期待を持たせる。

    やり直す前の、訪れるであろう悲劇的な未来が分かっていながら、この先そこへどう向かっていくのか、悲劇はどう回避するのか、ストーリーに引き込まれる。

  • 異世界人処刑人な少女が
    異世界人をぶっころころしていく話。
    だったけどころころしても復活する異世界人が出てきて…。

    しもべの小娘の「ぁぃぅぇぉ」が僕向きじゃなかったな。

  • 近頃珍しい全編シリアスな能力バトルもの
    『ダンまち』以来7年ぶりの新人大賞受賞作にふさわしく
    完成度の高い出来ばえ
    能力バトルものとしても
    SFファンタジーものとしてもちゃんと読める
    タイトルとイラストはGA文庫の常でどうかと思うが
    これは好みの問題か
    気になるのは2019年度の「このラノ」を見渡しても
    異色と感じる遊びのないバトルものであること
    15年くらい前はみんなこんなものだったが
    今は非常に希少種だと思う
    キャラが物語に奉仕し過ぎで
    想像の余地すなわち遊びが少ない
    昨年の『錆喰いビスコ』も少し方向性は違うが
    同じ問題なのではないかと思う
    ただ中高生が触れる読み物としては
    以前のライトノベルがそうであったように
    このような純粋さのほうが相応しく
    馴染むのかもしれない
    今は一度捕まえた世代にも訴求しようとし過ぎなのかも

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著者プロフィール

「処刑少女の生きる道(バージンロード)」で第11回GA文庫大賞《大賞》を受賞。

「2023年 『処刑少女の生きる道(バージンロード)8 ―フォール・ダウン―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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