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感想・レビュー・書評
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読書や教養についての重要性が熱心に記されている。
読書についての考え方には納得できる部分もあったが、抽象的な内容が多く、自分語りな文章が私には合わなかった。
ただ、どの文章にも熱意が込められており、これから読書をしようと考えている方は1度読んでみると、読書欲が高められるかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んでよかった。
読書に目覚めました。
印象的だったのは、下記三点。
(1)なぜ昔の名著を読むといいか
人間の脳の構造と絡めて説明
(2)1つのトピックについて読むとき、
複数の本を読み多角的に学習することの大切さ
(3)出口さんオススメの本
胸中成竹:何が得られるかも書いてくれてる
お陰で飽きずに読破できる
読書癖をつけたい人はこれから読むのがいいかも -
出口さんの本は、毎度のことながら、分かりやすいぃ。でも、この話は別の出口さんの本で読んだ気がするなぁ、という内容が多かった。目新しい情報は少なくて残念。
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本を選び、読み、活かすにはどうすればいいか
・1行たりとも読み飛ばさない
・何百年も残った古典は「正しい」
・何かを学ぶなら「厚い本→薄い本」の順
還暦ベンチャー(ライフネット生命)、古希学長(立命館アジア太平洋大学)にして、稀代の読書家が、
・本を読むことの楽しさ
・本の選び方、読み方、付き合い方
・本を活かせる人の習慣
・「自分の頭で考える力」をつけるためのコツ -
速読
読了日 : 2023年10月14日
精読派の人が書いた本。
目新しい情報はなかった。 -
とても勉強になりました。
Audibleで知り、何回も聴きました。そして活字も読みました。先日「人生を面白くする 本物の教養」を拝読しましたが、出口さんを知ったのはこの「本の「使い方」」が最初です。この本で出口治明さんを知りファンになりました。
本、教養の大事さ、本との生き方、人の在り方、人生観など大事なことを沢山学ばせてもらっています。出口さんを知れて良かったです。これからも著書を拝読していきたいと思います。 -
「話を聞く」というのは、結論を聞くことではない。
野球とサッカーで、サッカーが好きということを聞いただけでは、その人を理解することにつながらない。
なぜサッカーが好きなのか。たとえば、人間が1番自由に操れる手を封印して戦うことが面白い、など。そこまで聞いて初めて相手のことを理解できる。 -
教育=義務として学ぶ最低限の知識。
教養=自分の思考の幅を広げるための知識。
0からの思考はできない。教養を積めば積むほど、思考が深まる。
本は人との1体1での対話。蔑ろにしてはいけない。
後半は本好きの著者の幼少から社会人時代までの印象深い本を述べたり、年代ごとのおすすめ本を紹介している。
現代の書物より、古典を読んだ方がいい。
古典は難しいものが多いが、その分巷の解説書よりも一読だけでも得られるものがとても多い。
現代の本と違い長く市場に残ってきた古典は、それだけ多くの人達に必要とされ生き残ってきた本。そのため、ハズレが少ない。
最初の5ページで読むか読まないか決めてしまっていい。
いい本ほど、後味がよくない。読んでスッキリ終わるものは、その場限りで意味が無い。?
良書ほど、毒がある。本の虫は、その毒に侵されている。
後半の作品紹介はメモとして残しておきたい。ただ、本に対しての向き合い方の内容はその場で役に立ったが紹介内容を聴き流すのには少々骨が折れた。 -
考える力を鍛えるには古典が効果的で、人と話すようにじっくりと熟読すると良い。
ただ読むのではなく、最後にアウトプットをすれば記憶にも残りやすい。