世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門 [Kindle]
- ダイヤモンド社 (2019年8月21日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (285ページ)
感想・レビュー・書評
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かつてこれほどまでにビジネスマン向けにわかりやすく宗教を解説してくれる本はあったでしょうか、と思える珠玉の1冊。
教養に宗教はつきものですが、まさに教養を得るのにうってつけです。宗教教育を受けていない日本人にこそ読んでもらいたい。
世界5大宗教(キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教)の歴史の概略、
知らないと危険な地雷&NGワード・行動、宗教が現代人や社会に与えている影響がスイスイ頭にはいってきます。
・なぜユダヤ人には成功者が多いのか 第2章
・西洋文化のルーツはキリスト教 第3章
・イスラムにはなぜ紛争が多いのか 第4章
・IT大国インドの根源は宗教にあった 第5章
・日本の仏教はどのように広がったのか 第6章
・日本の仏教はなぜ「現実的」なのか 第6章
・宗教は多様性を認めるのか 第7章
これ見るだけでも、教養が爆上がりします。
もちろん一冊ですべてを抑える事はできませんが、わかりやすく読み進めやすいのが当著の特徴。
「宗教について問われた際に、何の知識もなしに『無宗教です』と答える事がどれだけ無防備なことなのか」という序盤の書き出しからあとがきにいたるまで、
キャッチ―な小見出しと丁寧な解説にウンウンうなれる本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わかりやすかった
イスラム教のスンナ派シーア派の違い
キリスト教プロテスタントとカトリックの違い
アラブ人≠中東
(アラビア語を話さないイラン、トルコ、アフガニスタンはアラブじゃない)
一神教と多神教での考え方の違いなどなど
すべてを網羅するのは難しいので、ポイントを押さえるという点ではいい本だと思う