世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門 [Kindle]

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  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • かつてこれほどまでにビジネスマン向けにわかりやすく宗教を解説してくれる本はあったでしょうか、と思える珠玉の1冊。
    教養に宗教はつきものですが、まさに教養を得るのにうってつけです。宗教教育を受けていない日本人にこそ読んでもらいたい。

    世界5大宗教(キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教)の歴史の概略、
    知らないと危険な地雷&NGワード・行動、宗教が現代人や社会に与えている影響がスイスイ頭にはいってきます。

    ・なぜユダヤ人には成功者が多いのか 第2章
    ・西洋文化のルーツはキリスト教 第3章
    ・イスラムにはなぜ紛争が多いのか 第4章
    ・IT大国インドの根源は宗教にあった 第5章
    ・日本の仏教はどのように広がったのか 第6章
    ・日本の仏教はなぜ「現実的」なのか 第6章
    ・宗教は多様性を認めるのか 第7章
    これ見るだけでも、教養が爆上がりします。

    もちろん一冊ですべてを抑える事はできませんが、わかりやすく読み進めやすいのが当著の特徴。
    「宗教について問われた際に、何の知識もなしに『無宗教です』と答える事がどれだけ無防備なことなのか」という序盤の書き出しからあとがきにいたるまで、
    キャッチ―な小見出しと丁寧な解説にウンウンうなれる本です。

  • わかりやすかった

    イスラム教のスンナ派シーア派の違い
    キリスト教プロテスタントとカトリックの違い
    アラブ人≠中東
    (アラビア語を話さないイラン、トルコ、アフガニスタンはアラブじゃない)
    一神教と多神教での考え方の違いなどなど

    すべてを網羅するのは難しいので、ポイントを押さえるという点ではいい本だと思う

  •  
    ── 山中 俊之《世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネス
    エリートの必須教養 世界5大宗教入門 20190821 ダイヤモンド社》 [Kindle]
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B07VTKFFGP
     
    ── 山中 俊之《ビジネスエリートの必須教養「世界の民族」超入門 20220209 ダイヤモンド社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4478112045
     
    (20220210)
     

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著者プロフィール

山中俊之(やまなか・としゆき)

元外交官。株式会社グローバルダイナミクス代表取締役社長、神戸情報大学院大学教授、芸術文化観光専門職大学教授。
1968年兵庫県西宮市生まれ。東京大学法学部卒業後、1990年外務省入省。エジプト、英国、サウジアラビアに赴任、イスラエルにも滞在し、対中東外交、地球環境問題等を担当する。エジプトではカイロのイスラム教徒家庭に2年間下宿してイスラム教徒の生活を実体験。首相通訳(アラビア語)や国連総会を経験。英国ではキリスト教教会にボランティアとして通う。1995年の阪神大震災で実家が全壊し近親者を亡くし、死生観の重要性を認識するようになり、以後宗教・哲学について見識を深めるべく有識者との議論や世界各地の視察を続ける。2000年、日本総研入社。2009年、稲盛財団よりイナモリフェローに選出された後、2010年に激動の時代に倫理観とイノベーションの両面を持つ経営者・リーダー開発を目指し株式会社グローバルダイナミクスを設立。

「2022年 『世界96カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 「世界の民族」超入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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