本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員VIII」 (TOブックスラノベ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 4.7

  • 紙で読んだけど電子版でもう一度。横文字の名前ばかりだし毎巻ボリュームもたっぷりなので、一度目では押さえられてなかった部分に気付けるので良い。

  • ダンケルフェルガー、なんて余計なことを…!

    ローゼマインはフェルディナンドがいなくなって大丈夫なのか、とても心配です。
    ローゼマインがフェルディナンドに“家族同然”と言ったことに驚いていたフェルディナンドが、何かにつけローゼマインに「家族同然の君が…」と言うところを見ると、結構心に響いているのではないかしら。

    ローゼマインがフェルディナンドの膝の上で泣いている口絵を見て胸がキュッとしました。ローゼマインが安心出来る場所がまた一つ無くなってしまいました。
    これからが心配です。

  • 2023.10.21.audible

    フェルディナンド大好き
    今後の展開が楽しみ。
    フェルディナンドに苦労させないでほしいわ。

    Amazon【あらすじ】
    貴族院二年生を終え、ローゼマインは再び領地での生活に戻る。新しい弟との出会いや、下級生の側近探し、お魚解体に、曽祖父の昔話など、一見その日々は穏やかそのもの。だが、フェルディナンドの様子がおかしい。鍵を握る「アダルジーザの実」とは何か?
    そして、下される急転直下の王命――神官長はローゼマインに明かす。
    「本来ならば、私は洗礼式前に死んでいるはずだった」出生の秘密、父との最後の約束、苦渋の決断。エーレンフェストの未来を賭けた、フェルディナンドの選択とは?
    本を読むために全力を尽くせ! 最終章へ急変するビブリア・ファンタジー最新刊!

  • フェルディナンドに幸せになって欲しい、ローゼマインの気持ちがよく描かれている。ちょっと辛い回でしたが、これから先も不安…。みんな幸せになって欲しい。

  • 他の本を読みつつだったので読み切るのが遅れました。この本は1番読み進められない。webの時もここら辺で一旦ぽーいってしてました。神官長のこと。アーレンバッハの人たち。くそー!私はマインやジルの隣で眉を寄せてるフェルが好きだ。
    短編も良かった。とてもとてもおもしろかったよ、空回りしている他領の人たちよー。エックハルト視点も胸熱でしたが、エックハルト兄様ってあまり掴めないんだよなー。まじで変人っぽくてびっくりしちゃった。笑

  • ローゼマインを取り巻く世界の、色んな意味で大きな支柱であったフェルディナンドにとんでもない話が。ゲオルギーネの思惑も気になる。第四部の最終巻に向けて色んなことが動き出している感じ。側近の中では、やっぱりアンゲリカかなぁ。あの残念美少女ぶりがたまらない。次巻を待つとか無理なので、すぐに手を伸ばす。
    (2022/153)前ギーべ・ライゼガングとの面談はなかなか難しい。ヴィルフリートにはまだまだ障害は多い。領主会議ではフェルディナンドの婚約が無理矢理決められてしまった。エーレンフェストの内政にとっての一大事。開いてしまう穴の大きさを示すように、非常に慌ただしく引継ぎや対策などに追われる。これも今後の物語における王座を目指す者達の動きに関する重要な出来事になるわけで。しかし、ディートリンデって領主候補生コースの成績大丈夫なの?

  • コルネリウス兄様とハルトムートが卒業し,ローゼマインは新たな側近を下の学年から探すのに苦労しそう。そして,貴族院でのローゼマインの活躍や王族との繋がり,中央神殿tの確執などが原因で領主会議でエーレンフェストは苦しい決断を強いられる。
    この先は中央やアーレンスバッハとの確執の中で,しかもフェルディナンドという最高の後ろ盾を失ってローゼマインはどう動いて行くのか,本だの司書だのはもはやどうでもよく,異世界の国の歴史物を読む感じで面白くなっていきそうだ。

  • メルヒオールパートとフェルディナンドパートの落差が激しい....。

    ディートリンデも被害者ではあるんですがやはりそれを加味しても....というイメージだったんですが、加筆された部分を読むとだいぶ受け方が変わってくるかもしれません。

    書き下ろしは余計な事してくれたハイスヒッツェ視点とエックハルト視点。おまけ漫画も楽しいです。

  • 今巻ではついにローゼマインとフェルディナントとの関係に大きな変化が訪れます。物語当初からずっと築き上げてきた関係性でもあるので、いろいろな思いが去来してグッとくるシーンが多かったです。加えて、物語の核心に触れるシーンも多く、読み応えも満点でした。短編の出来も見事。

    一応、Web原作は最後まで読んでいるので、この後の展開は分かっているのですが、原作を読んでいるからこそ、より心が動かされる場面もありましたね。(どんな手段を使っても助ける、という場面では、その後の展開を思い出し思わず涙が出そうになりました。)

    本好きの下剋上も巻数を重ねる中、登場人物も大幅に増え、また語るべき物語も多いため、流石に各種展開が駆け足気味になっていますが、今巻も読む手が止まらず
    あっという間に読了してしまいました。作者の確かな手腕を感じます。

    次巻で第四部も完結との事ですが、3ヶ月後を楽しみに待ちたいと思います。10月発売予定の短編集も本当に楽しみです。

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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