映画大好きフランちゃん NYALLYWOOD STUDIOS SERIES [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3冊目、各話扉が素敵▲フランチェスカは、映画会社近くのダイナーでバイトの日々。夢は銀幕で輝く《女優》になること!▼スピンオフかー、と冒頭では日常系だと思わせて、なんと「Lunch Waggon」メイキングだぁ!ナンバリングタイトル2で上映した、Pポンポ、監督コルベット、脚本マーリン、音楽キャロル、主演フランのあの作品!ダイナーで夢見る女の子は、おバカを匂わせながら、素直で地頭の良い明るい美人さん。みんなが楽しむ育成ロマンの主人公なのでした。後輩カーナちゃんのほうがキャラが立ってるが…(2019年)

  • 1巻後から2巻後までの期間(2巻と重なっている)。
    フランチェスカちゃんの物語。

    3巻で当然のように出てきている映画音楽の娘(キャロル)とか脚本の娘(マーリン)が、この巻で初登場。
    つまり、普通に 1巻 → 2巻 → 3巻 → 他スピンオフ作品 で読むとワケがわからない。

    フランちゃんって学生なのね。
    ナタリーちゃんみたいに女優を目指してバイト生活してるのかと思ってた。

    ぶっちゃけ周囲に恵まれたよね・・・。
    仮に、フランちゃんが審査した娘たちの周囲にポンポさんたちがいたら、いまごろスターにのし上がっていたのはあの三人の誰かだったかもしれない。
    でも、可愛い娘が周囲に恵まれるのは自然(創作だけど)の摂理。
    フランちゃんは恵まれるべくして恵まれたのだよ。
    そもそも銀幕スターになろうっていうんだから、この程度の運の良さは持っていないとね。

    《人物》
    フランチェスカ・マッツェンティーニ:
    この巻の主人公。
    女優志望。
    したたかわいい。
    キラキラしたいから女優になりたい。
    マーリンに影響されて企画もしたい。

    カーナ・スワンソン:
    フランちゃんの演技学校の後輩。
    フランちゃんと二人で1次オーディションすら受かったことない仲間をやっていた。
    フランちゃんより先にオーディション(端役)に受かる。

    ユーゲン・マイルスジャック:
    売れない役者兼レストラン・ダイナーの雇われ店長。

    キャロル・ロンシュタット:
    コンポーザー(映画音楽を作る人)。
    ファッションパンクス(なんちゃって不良)。

    マーリン・ユーチノフ:
    脚本家。
    寒いのもダメ、熱いのもダメ、冷たいのもダメ(暑いのは不明)。
    フランちゃんに読書を薦める。

    ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット:
    映画プロデューサー。
    フランちゃんに期待している。

    コルベット監督:
    日本のアニメ大好き有能監督。
    ポンポさんの右腕。
    中学時代から温めている規格があるけど、想像するための企画であり実現する気はなさそう。
    『若おかみは小学生!』は切な面白い。

    《映画》
    『 COSMiC GORiLLA 』
    この巻の時点でポンポさんが撮っていた映画。
    隕石の微生物で巨大化したゴリラが地球を救う話。
    覚醒したフランちゃんを勉強がてら端役で出そうと思っていた。

    『 Lunch Waggon 』
    覚醒したフランちゃんの回答が素敵すぎたので主役にしちゃおうってことで制作された映画。
    レストラン・ダイナーでのドタバタコメディ。

  • マーリン「無駄な努力は嫌い?」「必要な努力だけして最短距離で掴める夢なんて、たいしたことない夢だと思うけどな……」

    ポンポさん「フランちゃんの夢は映画スターになることよね?」「その夢はフランちゃんの人生において最も大切な絶対に叶えなきゃいけないことなのよね?」「じゃあなんでそんな大切なことをいつもいつも他人へ丸投げするように質問するの?」「フランちゃんはさ……、自分の人生を懸けた問いの答えを人任せにするような思考停止のバカが「スター」なんて特別な存在になれると思う?」

  • 今までのシリーズが撮る側の主人公だったのに対し今回は演る側の主人公の話。
    前半がショートストーリーで続くけど途中から主人公が目的に向かって進み始めると面白くなってくる。
    前作、前前作ほどとは言わないけどしっかりまとめて終わるのでこの一冊からポンポさんの世界に入るのもよし。勿論今までの作品のファンにも安心しておすすめできます。

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著者プロフィール

漫画家。株式会社プロダクション・グッドブック所属。

「2021年 『映画大好きポンポさん3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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