卑弥呼 -真説・邪馬台国伝-(2) (ビッグコミックス) [Kindle]

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  • 暈国の首都は、鹿屋。市が栄えている。
    鞠智彦は、タケル王に面会をする。
    暈の国では日見子が現れた(モモソを指している)が死んだ。ヒルメはトンカラリンの儀式を進める。新たなる日見子を探そうとする。
    11人の祈祷女が、トンカラリンの儀式に参加した。
    100年前の日見子も、外に出るまでにまる3日かかった。
    ヒルメはお日様の音は、トンカラリン、トンカラリンと聞こえるという。
    ヤノハは、祈祷女のアカメ(しのびである)と出会う。

    松明があれば、キラキラ光る石がある。キラキラ光るとは、黄鉄鉱であり、それをぶつけると火花が出ることをヤノハは知っていた。そして、火をおこす。
    100年前の日見子は、朝陽がさしたという。出口は東を向いていた。
    ヤノハは、磁石の作り方を知っていた。

    鞠智彦は、タケル王に那の国を征伐することを進言する。
    鞠智彦は、祈祷女のなかに、志能備(しのび)を配置してあり、しのびのアカメはトンカラリンをくぐり抜ける方法を知っていた。ヤノハは、しのびを見破り、殺し、そしてトンカラリンの儀式を脱出する。それで、ヤノハは、日見子となった。

    ヒルメは、ヤノハを残して、種智院に戻った。
    ヤノハは、イクメをしたがえた。イクメは、トンカラリンを抜け出たことで、日見子として認める。イクメの父親は、山杜のミトマ将軍だった。
    イクメは、倭の国の歴史を教える。
    天照さまが、降りることと大陸の帝の印章が必要とイクメはいう。150年前の光武帝の時は那の国と100年前の安帝の時は伊都の国で、二度印章を受けたという。
    なぜ倭の国というのかをヤノハが聞くと、イクメは、みんなが手をたずさえ、輪になって、和を尊ぶ国という意味だという。私を「わ」と言っていた。つまり「私の国」という意味だった。

    九州のことを、筑紫島と呼んでいる。
    イクメの父親は、戦を嫌う将軍。そして、山杜の警護を任されている。出身は、吉野の里。
    「天照様は、高天原より、千穂に降りられ、最初の山杜に籠られた。
    日見彦は、天照さまの6代目。日見彦の山杜は日向にあった。

    ヌカデは、オシクマ将軍より、那の国のトメ将軍に気に入られよと命令する。
    トメに那の国と暈の和議の意思があるか確かめよという。
    ヤノハの日見子出現は、各国の王のもとに報告が入る。
    そして、ヤノハは、平和こそが重要であるとミトマ将軍にいう。戦いを好まないのもヤノハの特徴でもある。それが、ミトマ将軍を説得する力ともなる。
    ヤノハは、女王国・山杜の独立を宣言する。一つの国のトップに上り詰めた。

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著者プロフィール

漫画原作者。代表作に『ディアスポリス 異邦警察』(作画:すぎむらしんいち)、『クロコーチ』(作画:コウノコウジ)、『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』(作画:芳崎せいむ)など。『ディアスポリス 異邦警察』や『クロコーチ』はテレビドラマ化もされ、話題になる。『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』にて第1回さいとう・たかを賞を受賞。

「2023年 『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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