- Amazon.co.jp ・電子書籍 (187ページ)
感想・レビュー・書評
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1冊の本を3回に分けて読む。
1回目:15分
2回目:10分
3回目:5分
難しい場合は、章に分けてもOK
場所変えたり、時間を空けたりして分散効果をとりいれる。
[テクニック]
・読んでいる時に感じた気になる箇所に線を引く。<エピソード記憶>
・目的や願望を明確にして読む前に書き出すとよい。
・自分の目的にそぐわない場合はその箇所を読み飛ばしてOK
接続詞も読み飛ばしていいが、逆接と理由の接続詞は注意。
逆接:ところが、しかし、だが、けれども、一方
理由:つまり、なぜなら、要するに、というわけで
・つまり読み
「つまりなに?」と考えながら読むと大切な部分とそうでない部分が無意識に区別できるようになる。
・本のエッセンスを自分のために箇条書きして自分の脳とアクションで成果に転換する。
・気になる分野を網羅するため
基礎中の基礎本:2冊
応用や判断力を高める本:3冊
専門レベルの本:2冊
・アウトプットを記入した用紙を振り返り、積み上げた成果を再確認、過去の自分と比較して肯定感を上げる。
・今にフォーカスする。全身全霊で取り組み自分自信をコントロール。それが自信に繋がる。
[思ったこと]
基本的に読んだ本は振り返らない性格だからちょっとキツそう。
そして、小説などは飛ばし読みできないので不向きかな。 -
速読ではなく高速読書方を本書は教えてくれます。読書好きな方の中には速読に対し良い印象を持たない方は多いと思います。私もその1人でした。しかし、本書に書かれている高速読書は非常に説得力がありました。
高速読書のやり方は
①30分で全体を観て、重要そうな部分にドックイヤーをつける。
②15分でドックイヤーのページにペンを使って書き込みを行う。
③5分で青ペンのページを読み込む。
確かに、「忙しくて本を読む時間がない」といって1冊も精読できない人より、通勤時間に高速読書をチャチャっとこなして、学びを得る人を比べると後者の方が実績を残せるお思います。読書の目的は「時間をかけて分厚い本を読み切ること」ではなく、どんな読み方であっても学びを得ること、そしてそれを行動に移し、昨日より少しだけ成長することはないでしょうか?
当然本書のテクニックは小説や、バイブルを読み込みたい時には使えません。そこは使いようですので、ぜひ読書ほうを使い分けていただければと思います。 -
「本の読み方 スローリーディングの実践」を読んだ後の「高速読書」です(笑)。
そういえば、「本の読み方」では、比較して読むのがいいよ、って書いてあったし、いい読書なんじゃないでしょうか?(笑)
この本では、
・1つの分野では本を7冊読めば有識者になれる
・7冊読むまでに時間をかけていたらもったいない
・だから「高速読書」でどんどん読もう!
という理屈で「高速読書」を勧めていました。
やり方の詳細は実際にこの本を読んでもらうとして、大雑把に書くと、約200ページの、小説ではない本、を想定して、30分で読み終わる、という方法。それも1回ではなく3回読んで30分。
1回目は15分で、ドッグイヤーをつけながら
2回目は10分で、ドッグイヤーをつけたところを中心に青ペンで書き込みしながら
3回目は5分で!
わーーーーー、すごーーーーい!
多分、絶対にできない(苦笑)。
でも、なかなかいい本でした。
この方法をそのまま丸ごと実践しようとは思っていないんですが(そもそも高速に読書したいと思ってないから)、何やらエッセンスっぽいことは感じとりました。
・7冊読めばその分野の有識者になれる
・自分の目的としてのアウトプットを明確にしておく
・インプットはあくまでもアウトプットのための手段
なるほど。私が疲れていたのは、自分にとっての「目的」を持たずに、興味の赴くままに次々と本を読んでいたからなのかも!
というわけで、「高速」の部分は実践しないかもしれないけれど、アウトプット重視という考え方は参考にさせてもらえるな、と。
スローリーディングの実践、という本を読んだ流れで読んだ本でしたが、なかなか実になる情報も得られました。この流れじゃなかったら、きっと手に取らなかった本だと思うんですよね。
いやー、Amazonのオススメ、ありがたいのぉ、とか思いました。 -
読みやすく分かりやすかった。
本(参考書や教養書)をどのように速く読み、またその内容をどうやって記憶に定着させるのかが丁寧に何度も繰り返し書かれていた。
あくまで読むことが目的なのではなく、得た情報を元に行動することが重要であり、そのためには情報と行動の繋がりを明確にする。その方法としてアウトプットを丁寧にすることが必要。
小説などを速く読むためじゃないのでそこの部分は注意。あと、所々著者の感想?私生活的なことが書かれている。自分はそんなに気にならなかったが、この本のとおり実践するなら読み飛ばすべきところだと思った。 -
『東大読書』を読んでから、どんなことを学びたいと思って読むか言語化してから読むようにしていたけど、今までは気になる本に合わせて、目的を考えてから読んでいたような気がする。まさに本が主役。まず私側の目的をはっきりさせてから読むことで、全部を読む必要はなくなるかもしれないし、頭に残りやすいというのは納得だった。小説とかは無理かな・・。使い分けしていきたい。
実際に15分で読めるか実践してみた。結果は惨敗。20分~25分くらいないと読み通せなかった。慣れもあるのかもしれない。目次は読まなくて良いと書いてあったけど、15分で読むためにはざっくり把握してからでないと難しいなと思った。
本に直接書くことに抵抗があり、ノートやふせんに書いてみることに。
青ペン効果もこれから試してみたい。とにかく積ん読を減らせるようどんどん実践してみたい。 -
一言で言うと、「拾い読みのススメ」。
まあそういう読書もあっていいと思います。
今までもそういう読み方を勧める本はあったと思います。
しかし、それではいけないという反論が2つあります(3つは思いつかなかった)。
一つは、本によってはそういう読み方はできないという点。
著者も本書で「小説はできない」と述べています。まあ小説を拾い読みするというのも有りだとは思います。(ミステリーを拾い読みしても伏線を楽しむことはできませんが、ともかくトリックは分かるでしょう。)
しかし、どうしても拾い読みに適さない本があります。
例えば、一から積み上げていく数学や物理学などの理数系の本。語学書もそうかもしれません。
私の趣味の運命学・占いの本など、例えば算命学や四柱推命や占星術などの「命」の分野も積み上げ科目なので初めの方を飛ばし読みしては理解できません。
著者はどの分野でも7冊本を読めばマスターできる、専門家になれる!と書いています。
しかし拾い読み7冊で専門家になれるというのは虫が良過ぎるのではないでしょうか。
例えば、ワードプレスの本を著者の言う「高速読書」で7冊読んでワードプレスの専門家を名乗れるでしょうか?
もう一つの反論として、苫米地英人先生の言う「スコトーマ」が挙げられます。
上岡正明先生の「高速読書」法では結局自分の思い込みを強化するだけであって盲点を見逃してしまう恐れがあるのではないでしょうか?
……と、偉そうに欠点を2つ指摘させて頂きました。
しかし、拾い読み高速読書法が適する本も確かにあります。だからこの方法もマスターして、一字一句読み飛ばさない速読法も両方マスターして使い分けできれば一番いいのではないでしょうか。
しかし一字一句読み飛ばさない速読法のマスターは非常に難しい。中2の頃に独習を始めて50年近く練習を続けてまだマスターできない私が経験の上で実感しています。だからとりあえずはマスターしやすい拾い読み高速読書法をマスターしてトランクルームにたまった本を拾い読みして処分してトランクルームを解約しようと思っています。
OLDIES 三丁目のブログ
速読とは違う読書法【拾い読み高速読書】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2022/02/26/200910 -
●月に2冊した本を読めなかった人が同じ読書時間で15冊を無理なく読破
●脳科学から生まれた読み方だから、読んだ内容が記憶に定着する
●人は本を7冊読めば、その道の達人になれる。高速読書ならは、2週間で達成できる。
●その知識を仕事や生活にアウトプットして、人生を豊かにしていく。
●具体的には、1回目は15分間で前ページを読み、気になるところにはドックイヤーなどの目印を付ける。2回目は10分間でドッグイヤーのページを読む(重要箇所に青ペンでメモをする)。3回目は5分間で青ペンの入ったページを読む。できれば、それぞれ違った場所で読む。
●フォトリーディングなどの速読は科学的に不可能。
●脳は、喜怒哀楽の感情があった方が記憶に残りやすい。
●本の要点は、表紙の裏帯に書いてある。