どうかこの声が、あなたに届きますように (文春文庫) [Kindle]

著者 : 浅葉なつ

• 文藝春秋 (2019年9月3日発売)

感想・レビュー・書評

[isaya569さんの感想 · 2020年1月12日]

電子書書籍で読了。地下アイドル時代に心の傷を負い、ひょんなことから、ラジオのパーソナリティとして、再起していく･･･、ほろっとさせられるシーンがいくつかあり、読後感は良かったです。

[masahi-6さんの感想 · 2019年10月12日]

表紙で可愛いお話かしら、とおもったら
良い意味で裏切られた。
ラジオにかける熱い人たちの成長の物語
情熱かけるって素敵です。

[Shion.Kさんの感想 · 2019年9月24日]

なんだか息苦しかったり、さみしかったり、不安だったり、心が死んでしまいそうなときに、読みたい作品。

少し休憩したら、また死に物狂いで前に進みたくなる。

それから、いい仕事をしたくなりました。

[Taka@東南アジア暮らしさんの感想 · 2021年10月4日]

（2021/224）妻の蔵書の中から敬遠していた一冊を手に取ってみたが、これはまさに僕好みの一冊だった（寧ろ妻の嗜好からは外れてるように思う）。地下アイドルをしていた女の子が、事件で顔に傷を負い、情報が売られたことによる人間不信やらトンデモナイ母親やらのストレスで精神的にダメになっていたところから、ラジオ番組の仕事との出会いから再生していく王道の物語。個人的にラジオという媒体に馴染みはないけれど、制作サイドの話なども含めて相当いい話。これは大当たり。

著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で＜メディアワークス文庫賞＞を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2023年 『神様の御用人 継いでゆく者』 で使われていた紹介文から引用しています。」