銀行ゼロ時代 (朝日新書) [Kindle]

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  • 朝日新聞出版
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  • いつの間にかなくなっている銀行。静かになくなっている。鉄道やバス、ガソリンスタンド、スーパーなどがなくなるというと、地域住民からの反対運動が起こるが、銀行の撤退には誰も反対しない。確かに、なくても生活が成り立たないというわけではない。そもそも銀行には欲しい商品やサービスがない。利ザヤは減り貸出金残高も落ち込み。銀行店舗への来客数が減り、店舗の統廃合が全国で進んでいる。店舗統廃合の結果、減損処理が発生し、それが自己資本の低下を招き、さらなる店舗統廃合を招いている。既存の銀行店舗は全滅の危機に曝されている。本書には、銀行は何を主食としていけばいいのか、その生き残り策が示されている。銀行の今後から目が離せない。

  • 『銀行ゼロ時代』(高橋克英 著/朝日新聞出版)vol.522
    https://shirayu.com/blog/topstory/other/8733.html

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著者プロフィール

高橋克英:株式会社マリブジャパン代表取締役。1969年岐阜県生まれ。93年慶應義塾大学経済学部卒業。2000年青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。日本金融学会会員。三菱銀行、シティグループ証券、シティバンクで、おもに銀行クレジットアナリスト、富裕層向け資産運用アドバイザーとして活躍。その後、独立。著書に『銀行ゼロ時代』(朝日新書)、『人生100 年時代の銀行シニアビジネス事例』(近代セールス社)、『なぜニセコだけが世界リゾートになったのか』(講談社+α新書)などがある。

「2021年 『地銀消滅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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