漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則 [Kindle]

制作 : 大橋弘祐 
  • 文響社
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  • kindle unlimited対象だったので、サクッと読んで見ました。マンガ本です。

    「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則。

    主人公の武器職人の息子・バンシルは、どうして人々に貧富の差があるのかに疑問を持つ。そしてバビロニア王国の首都バビロンの大富豪・アルカドの演説を聞く機会を得る。アルカドが語ったのは、「黄金に愛される7つ道具」のこと。すなわち、次の7項目。

    ①収入の1/10を貯金せよ
    ②欲望に優先順位を決めよ
    ③貯えた金に働かせよ
    ④危険や天敵から金を堅守せよ
    ⑤より良きところに住め
    ⑥今日から未来の生活に備えよ
    ⑦自分こそを最大の資本にせよ

    ①貯金
    最低限シンプルに貯金していくだけで富豪になれるチャンスがある。簡単なようだが、これだけを貫いて大富豪となることはなかなか難しい。理論上の可能性と考え方を述べている。

    解説で付記された老後の蓄えの話は現実的。老後(60歳~90歳と想定)に、毎月(年金額+α)の生活資金が必要とし、αを10万円と仮定すると、30年×12か月×10万円=3600万円の蓄えが必要と述べている。

    ②欲望の優先順位
    ホセ・ムヒカ大統領の名言「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」は、このバビロンの大富豪の言葉をベースとしているかもしれない。基本に帰る重要な視点だ。

    ③④はそのままうなずける。

    ⑤「より良きところに住め」では、「心を豊かにする投資をせよ」と述べている。「子どもが育つ環境」「妻の趣味や生きがい」「仕事場までの距離」等を例示していたが、こういう豊かさに気づくことが大事だなと改めて実感。

    ⑥も基本

    ⑦については、後悔先に立たずだが、これが一番大事だよなと感じる。今となっては「体が資本」という言葉も妙に連想される。

    ともかく、いつの時代にも変わらない普遍的な考え方をが整理されている。そして、この7つ道具から導き出される5つの黄金法則というものも記されている。

    何より、「知識」「知恵」は万人に平等であるということや、「感謝」の気持ちを忘れるなというのが、その根幹にある黄金法則だろうか。

  • 初めて活字以外の本を読みました。それがこの本でした。
    巷では新NISA、idecoなど金融商品が取り沙汰され、国も投資に対して積極的にやれという方向性。その中で国民が自分の資産を増やしていくためにはどうすればよいか、この本には普遍的な法則が示されている。
    自分も今年多分、まとまった資産ができると思うので投資も勉強しつつ将来に向けての資産形成をしていきたいところ。それで少しでも興味のあった資産形成の入門書としてこの本を読みました。
    法則
    ①収入の1/10を貯金せよ
    ②欲望に順位をつけろ
    ③蓄えた金に働かせよ
    ④危険や天敵から金を堅持せよ
    ⑤より良きところに住め
    ⑥今日から未来の生活備えよ
    ⑦自分こそ最大の資本にせよ

    法則
    ①家族と自分の将来のために貯金すれば自らお金は近づいてくる
    ②お金の働き先を見つけ、膨大に増やそうとすればお金は働いてくれる
    ③お金の扱い方を熟知している方の話には耳を傾け、素直に熱心に聞けばお金が離れることはない
    ④自分が理解していない商い、黄金の防衛に秀でたものの否定する商いに投資をすればお金は逃げていく
    ⑤非現実的な利益を生む話や謀略家の甘い誘惑に乗ればお金は逃げていく

    これだけの普遍法則は現代でも通じる部分があり、大手銀行に預けるだけでは資産は増えていかないし、投資(ある程度リスクを追うこと)をしなければ資産は増えていかないだろう。
    これからもこういう資産形成の話は自分の現実として問題として迫る部分もあるので本を読んだり、専門家の話を聞いたりして勉強していこうと思える本でした。入門書としては良かったと思います。

  • 将来、金持ちになるために働くんじゃない。もしそうだとしたら、金持ちになったら働きたくないってことだ。
    保証のない将来を考えるのではなく、今、人に感謝されるために働く。そうすれば、お金だけでなく心にも光が差す。

    いい言葉だ。

    しかし、詭弁じゃなかろうか。

    年収800万を超えると幸福度は上がらない、という手垢の付いた言説がコラムに出てくる。そもそもどうやって測ったのか、データの信憑性もいまいち分からないまま有難がられている話だが、それにしたって800万まではお金が殖えれば幸福度が上がるんじゃないか。今の日本の平均年収から考えれば、800万はかなり勝ち組な方だと思う。結局「勝ち組=金」ってことなんじゃないのか。

    お金持ちの法則を謳った本なのに最後の最後で「大事なのは金じゃない」なんて綺麗事を宣うのは少し違和感があった。

    しかし総じて、情報量が多いのに読みやすく、良本だった。

  • なにより漫画が分かりやすく、すぐ読み終わるので、最初の1冊として勧めやすい。色んな本に書いてあることが詰まった1冊。

  • 漫画でサクッと読めて、面白い!しかも、今ならkindle unlimitedで無料!そして、大富豪になる方法も分かると読まない手はないと思う本。

    (しかもこういう類に多い。漫画なのにすごい文字文字してたりとか、挿入の説明セクションがめちゃめちゃ長いとかもない)

    この法則に従って、自身も
    「お金」と「幸せ」を積み上げて行けるよう努力しようとおもう。

    # 黄金に愛される7つ道具
    - 収入の1/10を貯金せよ
    - 欲望に優先順位を決めよ
    - 貯えた金に働かせよ
    - 危険や天敵から金を堅守せよ
    - より良きところに住め
    - 今日から未来の生活に備えよ
    - 自分こそを最大の資本にせよ

    # お金と幸せを生み出す5つの黄金法則
    1. 家族と自分の将来のために、収入の1/10以上を蓄える者の元には黄金は自らを膨らませながら喜んでやってくるだろう

    2.黄金に稼げる勤め先を見つけてやり持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くだろう

    3. 黄金の扱いに秀でたものの助言に熱心に耳をかたむける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう

    4. 自分が理解していない商い、あるいは黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう

    5. 非現実な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり己の未熟な経験を盲信したりする者からは黄金は逃げていくことだろう

    「守るべき者を持つ、屈強な壁となれ」
    「感謝されるために、働く」(お金はおまけ)

  • よく言われるようなこと
    一定額の貯金、
    お金を働かせるインデックス投資
    目の前の人を喜ばせるよう一生懸命仕事する
    幸せはお金だけじゃないよ

    実行するのが大事。

  • Kindle版で読了。
    漫画なのであっという間に読み終わってしまったが大事なことはしっかり頭に入ってきた。時間のない忙しい人におすすめです。動く人になってお金持ちになりましょう。

  • 漫画版ではない方はすでに読了していたが、kindleで無料で読めるので漫画版も手を出してみました。 大変わかりやすく、ポイントをしっかりと理解することができます。 黄金の7つ道具、5つの黄金法則は、これからも大原則であることに変わりはないでしょう。

  • 以前から目にしていてamazon kindleで読みました。
    マンガは主人公が黄金法則により富を得ていくバビロニアが舞台で、前後にその法則を解読する現代の日本人の話があります。
    小説を読んでいないため正確ではありませんが、マンガをドラマティックにするために付けられたのだと思います。

    バビロニア部の話はよくできていると思います。
    章ごとに解説が付いていてなるほどと思いました。
    その解説におすすめが丁寧に書かれていました。

    1.現代における「賢明な投資先」
    【黄金法則のその二】
    「黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くことだろう」
    ⇒外国株式のインデックスファンドの長期運用を推奨する。
    ・会社の株価が何倍にも伸びることがある
    ・会社倒産やリーマン職のような不測の事態のリスクがあるため、
     株を分散して投資することをすすめる
    ・何社かは株価が下がるかもしれないが、全体で見たら上がるだろう

    【黄金法則のその四】
    「自分が良く理解していない商売、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が否定する商売に投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう」
    ⇒自分で良く調べ、まわりの投資に長けた方に聞いてから行うこと。

    2.バビロニアの人々が残した知恵を受け継いだ富と幸福を生み出す生き方
    ・家族や同僚、お客さんに喜んでもらうことを目的に仕事に向き合う
    ・収入の一部を貯蓄し、インデックスファンドを購入、世界中に分散投資を行う
    ・その投資に時間はかからないから、空いた時間でお金をかけずに家族や友人との絆を深める

    私も一部実施していました。
    その他も実施していき、主人公が「お金はおまけ」と言ったレベルまで達したいです。
    原作の小説の方も読んでみたいです。
    読んだらまたご紹介します。
    (2023.12.14ブログで紹介)

    ※2023.12.13Kindle Unlimitedで読了

  • 有名な本サクッと読めました。

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著者プロフィール

1874年、米国ミズーリ州生まれ。大学卒業後、1898年の米西戦争に陸軍兵として参加。兵役後、出版社を設立し、米国とカナダの道路マップを初めて刊行する。1926年より、バビロンを舞台にした一連の寓話シリーズをパンフレットの形で発行。銀行や保険会社、一般企業の経営者たちを中心に評判が広がり、やがてそうした人たちの手によって何百万もの人々に紹介され、膨大な読者を生むことになった。1957年、カリフォルニアにて没。『バビロンの大富豪』は、現在でも蓄財哲学・自己啓発の名著として多くの人に支持され、職業・地位を問わず。あらゆる層の人たちに愛読され続けている。

「2019年 『コミック版 バビロンの大富豪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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