珈琲をしづかに(1) (モーニングコミックス) [Kindle]

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  • 和服を着た女マスターがやっている喫茶店。その店の名前は、ゆかり。
    落ち着きがある雰囲気と、謎めいた女の大人の雰囲気をまとっている。

    3人兄弟の 羽多野貴樹が高校生。貴樹は背が低いようだ。
    お兄ちゃんは、12歳上の働いているまさ兄。
    まさ兄は、「経験を積むと苦味も美味し沙に変わる」というほど、大人である。
    まさ兄に、少し嫉妬を抱く弟。
    妹が、知沙希。貴樹の2歳下というから、高校1年生。

    貴樹は、珈琲にあこがれ、そして大人の女にあこがれる。
    お小遣いが少ないにも関わらず、1杯500円の珈琲を飲みに行く。
    1け月のお小遣いが、3000円。
    ふーむ。今時の高校生の小遣いとはそんなものか。
    男の子の淡い感情が、うまく醸し出されている。
    珈琲にも、やはり物語がある。
    コーヒーカップを預けている女性の想いも切ないものがある。

    ドキドキして、コーヒーを飲む。
    何か、面白そうな展開で、私が、中学3年生の時に
    珈琲屋に通い出した。この子はちょっと奥手。
    確かに、私の通った珈琲店にも、大人の雰囲気をしたウエイトレスがいた。
    ブラックで飲むことが、粋だと思って、背伸びしていた。
    そんな青春の苦い思い出が、ふんわりと漂って着た。

  • 本格靴工房マンガ「靴の向くまま」が面白かったので、同じ著者さんのこちらも、ポイント40%をきっかけに購入してしまいました。
    高校生と、8歳年上の「しづ」さんとの淡い恋を描く本作。単なる恋愛ものだったらそんなに興味ないかな、、と思っていたのですが、コーヒーが好きなので、今後、コーヒーについての逸話などでてきたら嬉しいです。(靴についてあれだけ詳細に描けるこちらの著者なら期待できる!)

  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     高3波多野貴樹、ふと入った純喫茶ユカリのマスターしづサンに一目惚れ。少ない小遣いをやりくりしてお店に通い詰めるようになる、って話。

     年上の訳アリ女性に片思いっていう、「めぞん一刻」っていうか昭和チックっていうか、古式ゆかしい胸キュンシチュエーションマンガ。
     まあ、好きな人はこういうのたまらなく好きなんだろうなあ、とは思った。自分的にはイマイチ合わないけど。

     読んでて何より驚いたのは、波多野が小遣いとは別に毎日「おやつ代」(200円)を親からもらってること(゚д゚)!
     ええっ!?(゚д゚)
    2021/12/23
    #2632

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著者プロフィール

6月21日生まれ、福岡県出身。漫画家&イラストレーター。「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)でデビュー。代表作に『はぢがーる』『おにまん』『なでしこドレミソラ』。他に読切や作画担当で作品を数作発表。「モーニング・ツー」では『珈琲をしづかに』に続き『靴の向くまま』が2作目。

「2023年 『靴の向くまま(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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