刑事に向かない女 違反捜査 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 初山邑圭さん。
    3部作の中の2作目から読んでしまったけど、読み進めやすくて面白かった。
    kindleに他2作入ってきてほしい!

  • 恐れ知らずというのかグイグイいくね〜。こっちがヒヤヒヤしちゃう。それでも周りとの連携で解決してしまうのだから、魅力的な人ということなのだろう。

  •  自分としては珍しいくらいの低評価である。
     前作を読んでしばらくしてから、ミステリーではなくアラサー女子のお仕事小説(ただし、職業:刑事)として読めば良かったのだと思いついた。
     今回は最初からそのつもりで読み始めたので、推理らしい推理もないまま勝手に事件が解決してしまうことにも不満は感じずに済んだ。
     しかしながら、今回は小説としても酷すぎた。
     ちゃんとプロットを作って編集者からOKもらって書いたものとはとても思えない。校閲さんだって付箋まみれにしてしまうんじゃないだろうか。
     新たな相棒ーー年下のセミキャリアーーとともに、左耳を切り取られた連続猟奇殺人事件を追うのだが、耳を切り取る理由付けがあまりに弱い。年下相棒とは半分以上別行動でバディものとすら言えない。前作では主人公の過去が事件に絡んだのだが、今回は相棒の過去がちょっとだけ絡む……が、さして意味も無く雑音としか思えない。相棒は“転び公妨”で現逮を繰返してるのに、主人公がスタンガンで気絶させられ手錠かけられて拉致られてるのに犯人にお咎めもなしってどこの異世界だよ。
     主人公の前向きな明るさと語り口の軽さだけは認めるが、それだけだ。
     前作はミステリーと思って読んでイライラしたが、今作は普通小説として読んだのにイライラしてしまった。伏線はったならキッチリ回収しといてよ。
     第三作も、もしかしたらそのうち読むかも知れないが、もう少しちゃんとしたモノであって欲しいと願っている。

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著者プロフィール

福島市出身。3月31日生まれ。TVアニメーション、教育系アニメ映画などの演出、監督業を経て、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の脚本を担当。主な作品に、『THE NEXT GENERATION パトレイバー 赤いカーシャ』『TOKYO WAR2 THE NEXT GENERATION パトレイバー』『東京無国籍少女』など。

「2023年 『強行捜査 特命捜査対策室・椎名真帆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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