枕草子 いとめでたし! [Kindle]

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  • 朝日学生新聞社
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感想・レビュー・書評

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  • 小学生新聞の連載をまとめたものということらしいけど、子ども向けというよりは、子どもから大人まで気軽に学べる枕草子入門書という感じの本だ。

    耳ざとい人が出てくる段を読んだ時に、蚊にまつげなんてあるのかと思ってたけど、どうやら本当に蚊にはまつげがあるらしい。

    すばるは元々は「統ばる」と書いて、「きれいなものを一つにまとめる」という意味だった。

    『栄花物語』は女性が書いたんだ。
    藤原道長の妻倫子や、その子祥子に仕えた赤染衛門。

    「ただ過ぎに過ぐるもの。帆かけたる舟。人の齢。春、夏、秋、冬。」

    定子が第一子(女の子)を生んだのは、道隆も高階貴子(たかしなのきし。道隆の北の方)も死んでからだったのか。兄の伊周(これちか)や弟の隆家(たかいえ)も花山法皇相手に起こした事件で京を追われた頃だから、初めての出産を定子はどこでしたの?妹の家とか?すごく大変だ。

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著者プロフィール

1979年東京生まれ。主な著書に『つぎの物語がはじまるまで』(六花書林)、『エピソードでおぼえる!百人一首おけいこ帖』(朝日学生新聞社)など。カルタ「はじめての百人一首」(幻冬舎)考案。7歳・10歳・13歳の3児の母。

「2016年 『やだやだパパやだ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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