探偵はもう、死んでいる。【電子特典付き】 (MF文庫J) [Kindle]
- KADOKAWA (2019年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (301ページ)
感想・レビュー・書評
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「小説の地文ジャマじゃない?会話だけでいいんだけど」という主張を目にする度に毎度びっくりしていた。そんなある日、なるほどそんな主張も生まれるわけだと納得させられたのがこの本だ。
見事なまでの会話、会話、会話劇。
「描写?知らんな」とばかりにバッサリ切り捨てた地文。
その合間を思わせぶりな主人公の独白と、乱舞する傍点が埋めている。
当方ラノベを栄養に育ってきた世代なので地文が少なくても面白ければかまわない。だがしかし、肝心の会話劇がつまらないのだ。
予選落ち芸人のギャグを見せられているとでもいうか、前後が噛み合っていないとでもいうか、何回文章を行きつ戻りつしながら読んでも意味がわからない箇所がある。当然そんな会話がウケるわけがない。
ちなみに会話劇自体は大好物で西尾先生、野﨑先生、田中ロミオ先生などの作品は楽しんで拝読している。まあ自分の感性が古くなり、最近のラノベについていけなくなった可能性もあるのだが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1〜7巻まであって、死んだ探偵のコメディ&探偵系です
死んだ探偵を生き返らせる -
素敵なラブストーリー。
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ミステリーかと思いましたが、終盤の手に汗握るバトルが熱くて、エモくて、読了後にタイトルを改めて読むと胸が熱くなりました。主人公を取り巻く女の子たちも可愛い。
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作中でも言われているように探偵ミステリものでなく
世界を舞台にするエージェントもの
『スパイファミリー』とか『スプリガン』とかでなく
『緋弾のアリア』
『ヒツギでSOSO! 』みたいな良い意味の荒唐無稽もの
つまり作者の奇想天外な発想に描写がついていけず
そこが還ってスラップスティックな舞台世界を作る
ライトノベルでしか在り得ない作品
『シティーハンター』ってすごかったのだなあと思う -
あらすじ120点。内容75点といった感じ。
とにかくあらすじで引き込まれた。
内容もまあ面白かったので次巻も買うかな。