探偵はもう、死んでいる。【電子特典付き】 (MF文庫J) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
3.38
  • (2)
  • (7)
  • (4)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 57
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (301ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「小説の地文ジャマじゃない?会話だけでいいんだけど」という主張を目にする度に毎度びっくりしていた。そんなある日、なるほどそんな主張も生まれるわけだと納得させられたのがこの本だ。

    見事なまでの会話、会話、会話劇。
    「描写?知らんな」とばかりにバッサリ切り捨てた地文。
    その合間を思わせぶりな主人公の独白と、乱舞する傍点が埋めている。

    当方ラノベを栄養に育ってきた世代なので地文が少なくても面白ければかまわない。だがしかし、肝心の会話劇がつまらないのだ。
    予選落ち芸人のギャグを見せられているとでもいうか、前後が噛み合っていないとでもいうか、何回文章を行きつ戻りつしながら読んでも意味がわからない箇所がある。当然そんな会話がウケるわけがない。

    ちなみに会話劇自体は大好物で西尾先生、野﨑先生、田中ロミオ先生などの作品は楽しんで拝読している。まあ自分の感性が古くなり、最近のラノベについていけなくなった可能性もあるのだが。

  • 1〜7巻まであって、死んだ探偵のコメディ&探偵系です
    死んだ探偵を生き返らせる

  • 素敵なラブストーリー。

  • ミステリーかと思いましたが、終盤の手に汗握るバトルが熱くて、エモくて、読了後にタイトルを改めて読むと胸が熱くなりました。主人公を取り巻く女の子たちも可愛い。

  • おもしろくてびっくりしました. アクション映画やアニメ、漫画などの一番おもしろい部分をつなげつつ、うまくずらしていく感じ. 『羊たちの沈黙』『イノセンス』などを思い浮かべました.

    展開がスピーディーで、無駄な説明があまりありません. むしろ無さすぎて、敵の組織やヒロインについてほとんど何も分かりません. でもぐいぐいテンポ良く展開していくし、キャラクター同士の会話がおもしろく、各イベントの解決の仕方が鮮やかなので、テンポを落とさず走りきって見事な着地だなぁ、と拍手したい気持ちになりました.


  • 作中でも言われているように探偵ミステリものでなく
    世界を舞台にするエージェントもの
    『スパイファミリー』とか『スプリガン』とかでなく
    『緋弾のアリア』
    『ヒツギでSOSO! 』みたいな良い意味の荒唐無稽もの
    つまり作者の奇想天外な発想に描写がついていけず
    そこが還ってスラップスティックな舞台世界を作る
    ライトノベルでしか在り得ない作品
    『シティーハンター』ってすごかったのだなあと思う

  • あらすじ120点。内容75点といった感じ。
    とにかくあらすじで引き込まれた。
    内容もまあ面白かったので次巻も買うかな。

全8件中 1 - 8件を表示

二語十の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
カルロ・ゼン
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×