濡れ衣を着せられまして 見捨てられた令嬢と深紅の公爵【書き下ろし番外編付】 (ガブリエラブックス) [Kindle]

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  • 落ちぶれた貴族令嬢のヒロインが一度は幸せを掴みかけたのに、濡れ衣を着せられて住む場所も無い悲惨な状況に陥ります。復讐とか見返したいとかじゃなくて、そんなヒロインの心の支えが病弱な妹でした。ヒロインの心の美しさが素敵です。

  • ヒロインの伯爵令嬢ジュスティーヌは身元を詐称し、王宮でお針子として働いている。詐称しているのは、濡れ衣を着せられ、働こうにも働けないから。病気の妹のために働いているうちに、王宮で働くことに。
    ある日、ひょんなことから深紅の公爵シメオンと出逢う。

    すれ違いラブストーリーでいいのかな?

    ジュスティーヌに濡れ衣を着せ、追い込んだのは、元婚約者。シメオンは、ジュスティーヌがまだ元婚約者を愛していると勘違いして、色々と。

    元婚約者は、理想だけはク○高いヘタレ野郎です。
    どの口が言うかー!とガックンガックン揺すってやりたくなりました。

    1時間待つ間にしていた仕事が気になりました。誰がしてもいい仕事があって、それをしていたってことなんでしょうか?公爵家で取りかかっていた王女の衣装だけではなく、まだ仕事部屋に仕事を残していた?

    元婚約者とはいずれ駄目になっていたと思いますが、それを早めた第二王子ノエル。番外編での恋の行方、気になります。


    あとがきに『離縁されました。再婚しました。 仮面侯爵の初恋』と同じ世界とあったので、ざっと読み直してみました。

    シメオンは、離縁されましたのヒーローヒロインカップル(ロランとクロエ)の孫です。現国王は最後の方でほっぺにちゅーをしてた双子の兄アーベル。双子の妹エステルの息子がシメオン。

    国王アーベルの娘(王女ロザリー)が母方の祖母マルグリットの性格に似ているってことは、王妃はマルグリットの娘。クロエの弟が育つのを待っていたら無理そうだから…。あの人と結婚したってことですかね?

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著者プロフィール

2017年、「天使と悪魔の契約結婚」で出版デビュー。以降、幅広いジャンルで活躍中。2018年、アルファポリス「第一回ほっこり・じんわり大賞」に参加した「死に神のレストラン」が最終選考で高く評価され、改稿のうえ出版に至った。

「2020年 『神さまのレストラン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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