ノワールをまとう女: (講談社文庫)

著者 :
  • Audible Studios (2019年12月20日発売)
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 1
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読書記録です。まだの人は読まないでね。

    テンポの良いジェットコースター型で、あっという間に読み終えました。ちょっと「登場人物の世界が狭すぎる」ような気もするけど。映像化したら、キレイにまとまりそう。
    フィクサーが暗躍してた時代を見てた昭和世代なので、今はこういうIT攻防戦になるんだろうな…とフィクションでありながら、もしかしたらありえそうなお話。アンダーバーな世界で生きつつも人間性のある主人公の女性は、常に「お葬式スタイル」と揶揄される黒のスーツで仕事に臨む。いろんなナゼを掘り下げれば、もっと長くなりそうな内容だけど、私はこうだ!という揺らぎのない主人公が悲しくもかっこいいです。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1960年、愛知県生まれ。國學院大學卒業。化学品メーカーに三十五年間勤務。1996年、『裏平安霊異記』でデビュー。2011年、『人魚呪』で遠野物語百周年文学賞、19年、『ノワールをまとう女』で江戸川乱歩賞を受賞。著書に『石燕夜行』(全三巻)、『償いの流儀』がある。



「2022年 『影と踊る日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神護かずみの作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×