英国人記者が見抜いた戦後史の正体 (SB新書) [Kindle]

著者 : ヘンリー・S・ストークス 藤田裕行

• SBクリエイティブ (2020年1月6日発売)

感想・レビュー・書評

[くすのきさんの感想 · 2020年9月16日]

終戦直後に日本に乗り込んだジャーナリストの面白いエピソードが満載で、興味深い回顧録だが、ストークス氏は語っただけで、この本を書いたのは藤田氏と言う日本人である。　読んでいると構成や描写に藤田氏の主観がどの程度入っているのかがよく分からなくなってくる。

著者プロフィール

ヘンリー・スコット・ストークス
ジャーナリスト。1938年英国生まれ。
1961年オックスフォード大学修士課程修了後、フィナンシャル・タイムズ入社。
1964年来日、同年『フィナンシャル・タイムズ』東京支局長、1967年『ザ・タイムズ』東京支局長、
1978年『ニューヨーク・タイムズ』東京支局長を歴任。三島由紀夫と最も親しかった
外国人ジャーナリストとして知られる。
著書に『三島由紀夫 生と死』(清流出版)『なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか』
『英国人記者が見た世界に比類なき日本文化』(加瀬英明氏との共著/祥伝社新書)
『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)『大東亜戦争は日本が勝った』
『日本大逆転』(ともに弊社刊)『英国人記者が見抜いた戦後史の正体』『新聞の大罪』
(ともにSB新書)などがある。

「2021年 『普及版　大東亜戦争は日本が勝った』 で使われていた紹介文から引用しています。」