日本代表とMr.Children [Kindle]

著者 : 宇野維正 レジー

• ソル・メディア (2019年12月26日発売)

感想・レビュー・書評

[Taka@東南アジア暮らしさんの感想 · 2020年2月14日]

コアなファンじゃない僕はミスチル桜井さんのサッカー好きは知らなかったが（曲も歌声も大好きだけど）、Jリーグ発足以降、ミスチルを聴きながら育った「ミスチル世代」が中心となってきた日本代表と絡めながら（実際にも絡んでいるわけだが）、ミスチルを語り、サッカー日本代表を語る。ちょうど「平成」という時代にもハマり、平成を通じての社会の空気の変化にまで話が及ぶ。対談形式で読み易い。両方のコアなファンには物足りないかもしれないけれど、ライトな僕にはちょうどいい。またミスチル聴こうっと。

著者プロフィール

1970年、東京都生まれ。映画・音楽ジャーナリスト。音楽誌、映画誌、サッカー誌の編集部を経て、2008年に独立。著書に『1998年の宇多田ヒカル』（新潮社）、『くるりのこと』（くるりとの共著、新潮社）、『小沢健二の帰還』（岩波書店）。編著に『nakata.net ITALY WALK』（角川書店）、『ap bank fes ‘09 official document』（ポプラ社）など。

「2018年 『日本代表とMr.Children』 で使われていた紹介文から引用しています。」