映像研には手を出すな！（１）【期間限定　無料お試し版】 (ビッグコミックス) [Kindle]

著者 : 大童澄瞳

• 小学館 (2020年1月5日発売)

感想・レビュー・書評

[zerotester21さんの感想 · 2020年1月7日]

　タダだから読んでみた( ´ ▽ ` )ﾉ

　こないだアニメ版が始まったんで読み比べてみようと思ったんだけど、どっちもすげーな( ´ ▽ ` )ﾉ
　原作、主人公の空想力・あっちの世界への没入力・ごっこ遊びへの集中力が凄まじく、かつリアル( ´ ▽ ` )ﾉ
　天才（絵柄的に宮崎駿）の脳内をヴィジュアル化したかのような( ´ ▽ ` )ﾉ
　こういうマンガを描ける人自体も天才だろうね( ´ ▽ ` )ﾉ
　迷宮学園やトンボコプターといったコンセプトアートの凝りまくりようといったら……そのまま映画に使えるレベルじゃん(ﾟдﾟ)！
　同様に写植文字もバーティカル化（？）したり、凝りに凝ってる( ´ ▽ ` )ﾉ


　で、改めてアニメ版を見てみると、こっちはこっちでまたすごかった(ﾟдﾟ)！
　原作にとことん忠実でいて、それをさらにリファインし拡張し新しい命を吹き込んでいる( ´ ▽ ` )ﾉ
　トンボコプターや学園探検、浅草とツバメの絵の合体、セリフ的にはアニメ上映会の「解説」……どれもこれも、原作をうまくたたき台にしてさらに素晴らしいシーンへと改良して見せていた( ´ ▽ ` )ﾉ
　特に、浅草の人生を変えた「未来少年コナン（アニメ版では（版権ゆえ？）「のこされ島のコナン」に変更されていたが、愛情こもった忠実なトレースで、それはそれですごい）」の初視聴パート、これはもう「鬼滅の刃」のカナヲコイントスに匹敵するほどの「初恋の瞬間」シーンの傑作になってた( ´ ▽ ` )ﾉ
　湯浅監督って、聞きしに勝る才人だな( ´ ▽ ` )ﾉ


　……ただ、なあ……(´ε｀；)ｳｰﾝ…
　浅草と金森の会話……(´ε｀；)ｳｰﾝ…
「浅草氏」「ワシ」といった、それこそオタクの語源になった昭和時代のオタクの使っていたような言葉遣いが、なあ……(´ε｀；)ｳｰﾝ…
　マンガでもどうかと思うけど、アニメで音声として耳に入ってくると、どうにもこうにも、ただただ、不愉快……(´ε｀；)ｳｰﾝ…
　奥付け見るとずいぶん若い作者のようで（9３年生まれ！？）、とうぜんその世代じゃないけど、彼（ら？）からするとこういうの逆に新鮮？　改めて面白みがある？　のかなあ？……パロディや自虐としても、自分的にはやっぱり不快なだけなんだけどなあ……(´ε｀；)ｳｰﾝ…
　それさえなければ、純粋に楽しめるマンガ・アニメなんだけど……(´ε｀；)ｳｰﾝ…


　いずれ３巻くらいまでまたタダになるかな？( ´ ▽ ` )ﾉ
　そしたら続きを読むよ( ´ ▽ ` )ﾉ


　アニメ版のPV( ´ ▽ ` )ﾉ↓
https://youtu.be/dgmsb1axQAs

2020/01/07
　

著者プロフィール

漫画家。1993年、神奈川県生まれ。2016年、「映像研には手を出すな！」でデビュー。2020年にはシリーズ累計100万部を突破。その後、アニメ化・実写ドラマ化もされた。自宅の庭のビオトープづくりを熱心におこなっている。

「2023年 『自宅で湿地帯ビオトープ！』 で使われていた紹介文から引用しています。」